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ルシアン・ジャコブ
Lucien Jacob

葡萄の収量の制限に拘った、品質重視の造り手です。
ペルナンヴェルジュレス村からほど近い、エシュブロンヌ村に本拠を構えます。本格的にドメーヌとしてスタートしたのは1960年代、初代当主ルシアン氏がショレイ・レ・ボーヌやペルナン・ヴェルジュレスなどの畑を購入したことがきっかけです。
同時にエシュブロンヌ近郊エリアで栽培されているカシスやフランボワーズのリキュール作りも行いながらドメーヌを拡張していきました。
その後1989年にルシアンの息子ジャン・ミシェル氏がこのドメーヌを引き継ぎました。
現在ではジャン・ミシェル氏の妻クリスティン氏、そしてジャン・ミシェル氏の娘シャンタル氏の3人で計15haの畑を管理しています。
父の代では「生産量重視」をモットーとした考えであったのに対し、ジャン・ミシェルはドメーヌとして「品質重視」を主体にワイン造りを行っています。現在村名クラスのワインは、1haあたり38hl~45hlという低収量を実践しています。
農薬は使用せず、ワインは野生酵母のみで仕上げます。
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