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ロシニョル・フェヴリエ
Domaine Rossignol Fevrier

ビオディナミにこだわり、土や葡萄と対話しながら作業するドメーヌ当主、フレデリック氏のワイン造りへの情熱。
「伝統と革新」を哲学とし、このエリアを牽引する生産者として環境にも最大限配慮している造り手。

ワイナリーは1972年に、首都ローマから南東に20kmほどのところにあるサン・マルコの丘に設立されました。ワイナリーの創始者は、ブルーノ・ヴィオロとウンベルト・ノタルニコラの2人ですが、現在はそれぞれの息子のダニーロとピエトロに引き継がれています。先代の頃1510年よりヴォルネに代々続く家族経営のドメーヌ。

1923年に初めて自家詰め。ヴォルネ、ムルソー、ポマール、ボーヌに計8.5haの畑を所有。当代はフレデリック・ロシニョル氏。また同じヴォルネ村のドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィーユとはフレデリックの曾祖父の代から友達で、この2つのドメーヌは現在、畑の一部やセラーを共有するなど、品質の向上のために共に働き、ビオディナミの申請を一緒に行なっていました。またフレデリック氏はジャンテ・パンシオでも2年間栽培、醸造にかかわりました。
ドメーヌのスタッフはフレデリック氏と妻ヴァレリー、従業員のクリスチャン氏の3人。
ビオディナミについてフレデリック氏いわく「もう化学ものの時代は終わりだ。もう世界は分かっている。化学肥料や自然でない酵母や薬品の使用は長期的に悪い結果しか生まないことを。除草剤は土を殺し、テロワールが表現するものを消し去る。ビオディナミの土壌は不必要なストレスから解放されて、木も病気に対しても抵抗力を持つ。これからはビオディナミの時代だ!」穏やかながらも情熱家。
畑に着くと必ず土の状態を確認している姿が印象的な生産者です。
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