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VdF レ・ミラン・ルージュ 2022 / ヴァンサン・トリコ
( Les Milans Rouge / Vincent Tricot ) 9320

  • 赤ワイン
¥5,115 税込
商品コード: nomal
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フランス、オーヴェルニュ
AOC: ヴァン・ド・フランス
品種: ピノノワール60%(手摘み/平均20年)ガメイ・ドーヴェルニュ40%(手摘み/平均50年)
赤ワイン
土壌: 花崗岩 砂質 粘土石灰
面積: 2.5ha
収量:
収穫:手摘み
標高: 400~450m
畑の向き: 南、西
樹齢:
酵母: 自生酵母
発酵・熟成: ピノノワールは除梗しセメントタンクで醸し
ピジャージュとルモンタージュをしながら発酵、古樽・フードル・アンフォラで熟成
ガメイはマセラシオンカルボニック後、古樽で熟成し、アッサンブラージュ
無濾過・無清澄
SO2: 無添加 トータル:0mg/L
アルコール度数: 12%

ピノノワールは除梗しセメントタンクで醸し、ピジャージュやルモンタージュを施しながら発酵、木樽・フードル・アンフォラで熟成、ガメイ
はマセラシオンカルボニック後、古樽で発酵・熟成し、瓶詰め前にアッサンブラージュしました。
紫の濃いルビー色、ラズベリーやプラム、ドライフルーツの香り、甘味のある果実味がアタックにあり心地良い旨味とフレッシュな酸、穏やかなタンニンがバランスのよい味わいです。

中程度の濃さのルビーレッドの外観、アメリカンチェリーやプラムの香り、ザクロや苺、プラムのエキス、アルコールは低いものの味わいが開いており、塩気が味わいにメリハリを生み出しています。

ヴァンサン・トリコ
Vincent Tricot


ヴァンサン・トリコ氏は1972年生まれの若き醸造家。
南仏でワインを11年作っておりましたが、いよいよ独立の時期が到来、しかし選んだ地は奥様の実家の近くオーヴェルニュ地方でした。
しかしそれは彼にとってChance到来の選択です。この地で長い間(1971年~)無農薬で畑を守っていた、Claude Prugnard氏の所でお手伝いをし、彼もそろそろ年齢的理由で引退を決心。
彼の子供がワイン作りに興味はなく、残念ながら畑を手放なさなければならなくなりました。
しかし最後に彼のワイン作りを手伝ったヴァンサンの情熱に惚れ、彼に畑とシェ(醸造所)を譲り、2000~2002年は金銭的理由で借りておりましたが、2003年に購入、名実ともにオーナーとなり自分のワインを作り始めました。
畑は全部で4.60ha、内訳は3.30haのGamay、0.70haのChardonnay、そして何と0.60haのPinot Noirなのであります。
昔この地では沢山のピノ・ノワールが植わっておりましたが、近くのBourgogneの関係で泣く泣く葡萄の木を抜かなくてはならないほど、経済的ダメージを受けたこの地で、頑なに守られてきたPinot Noir。
これからもっとPinot Noirを植えていきたい!と夢を語っておりました。
どうして大変なBIOを選んだのですか?との問いに自然が大好きだからと…。皆BIOの実践者は同じような答えが返ってきます。意地悪な私は「女性は都会が好きだけど奥様の反対はなかったですか?」との問いに、彼女のお父様もボジョレーでネゴシアンをしていたから、田舎暮しやワインへの理解は大丈夫です。と仲の良い御夫婦です。
醸造的には実は辛口の私はまだまだ納得してませんが、将来性あふれる醸造家、彼の今後の活躍に期待したいと思います。

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