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VdF トワ・ボンノム・ルージュ MC 2022 / ヴァンサン・トリコ
( Trois Bonhommes Rouge MC / Vincent Tricoy ) 9319

  • 赤ワイン
  • 新商品
¥5,115 税込
商品コード: nomal
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フランス、オーヴェルニュAOC: ヴァン・ド・フランス
品種: ピノノワール100% 
赤ワイン
土壌:: 花崗岩 砂質
面積: 0.4ha
標高: 450m 
畑の向き: 南
樹齢: 平均10年 
収穫: 手摘み 
収量:
発酵・熟成: 全房でセメントタンクでマセラシオンカルボニック
空気圧式圧搾
ステンレスタンクで発酵・熟成
無濾過・無清澄
SO2: 無添加 トータル:0mg/L
アルコール度: 12.5%

花崗岩や砂質土壌で育つピノノワールを全房でセメントタンクでマセラシオンカルボニックしプレス後、ステンレスタンクで発酵・熟成し、SO2無添加で瓶詰めしました。
淡いルビー色、レッドチェリーやイチゴ、檜のアロマ、冷涼感のある心地の良いじわりと拡がりをみせるエキス感、白イチゴのような高めの酸味と穏やかな果実味がマッチした中程度のタンニンが美しい逸品です。

淡いうす濁りのガーネットの外観、練り梅やザクロ、苺の香りに少しブレットもあり、赤果実中心のエキスに出汁系の旨味と塩気、冷涼さを感じる味わい。
マセラシオンのキャンディっぽさは感じられずきれいにまとまっている印象。

ヴァンサン・トリコ
Vincent Tricot


ヴァンサン・トリコ氏は1972年生まれの若き醸造家。
南仏でワインを11年作っておりましたが、いよいよ独立の時期が到来、しかし選んだ地は奥様の実家の近くオーヴェルニュ地方でした。
しかしそれは彼にとってChance到来の選択です。この地で長い間(1971年~)無農薬で畑を守っていた、Claude Prugnard氏の所でお手伝いをし、彼もそろそろ年齢的理由で引退を決心。
彼の子供がワイン作りに興味はなく、残念ながら畑を手放なさなければならなくなりました。
しかし最後に彼のワイン作りを手伝ったヴァンサンの情熱に惚れ、彼に畑とシェ(醸造所)を譲り、2000~2002年は金銭的理由で借りておりましたが、2003年に購入、名実ともにオーナーとなり自分のワインを作り始めました。
畑は全部で4.60ha、内訳は3.30haのGamay、0.70haのChardonnay、そして何と0.60haのPinot Noirなのであります。
昔この地では沢山のピノ・ノワールが植わっておりましたが、近くのBourgogneの関係で泣く泣く葡萄の木を抜かなくてはならないほど、経済的ダメージを受けたこの地で、頑なに守られてきたPinot Noir。
これからもっとPinot Noirを植えていきたい!と夢を語っておりました。
どうして大変なBIOを選んだのですか?との問いに自然が大好きだからと…。皆BIOの実践者は同じような答えが返ってきます。意地悪な私は「女性は都会が好きだけど奥様の反対はなかったですか?」との問いに、彼女のお父様もボジョレーでネゴシアンをしていたから、田舎暮しやワインへの理解は大丈夫です。と仲の良い御夫婦です。
醸造的には実は辛口の私はまだまだ納得してませんが、将来性あふれる醸造家、彼の今後の活躍に期待したいと思います。

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