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アルザス・リースリング・セレクション 2021 / ガングランジェ
( Alsace Riesling Selection / Ginglinger ) 9302

  • 白ワイン
  • 新商品
¥6,655 税込
商品コード: nomal
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フランス、アルザス、ファッフェンハイム
品種: リースリング
白ワイン
樹齢: 15年~55年
土壌: 泥状石灰質、グレ・ローズ(ピンクの小石)、混じりの石灰質・粘土質、 アラゴナイト混じりの石灰質
マセラシオン: なし
醗酵: 自然酵母で3ヶ月
熟成: 20hLのフードルで11ヶ月
アルコール度数: 12.5%

2021年は、ミルデューの被害により歴史的とも言える凶作に見舞われた年。
辛うじて残ったグランクリュからジェネリックまでのリースリングを全て一緒に混ぜて仕込んだのがこのキュヴェ・セレクションだ。
今回醸造樽は20hL のフードルを使用しているが実際量はその半分。
ウィヤージュを一切せず酸化状態のまま熟成させたが、実際出来上がったワインはボラティルが0.35g/Lとガングランジェには珍しくといった
ら少し語弊があるが、超優秀と言える教科書のような出来!
さらにアルコール度数12.5%、phは3.05とかなり低いのに、飲んだ印象はかなりエネルギッシュで中身がぎっしりと詰まっている!
また、背骨を支える勢いのある酸もあり、ワインとしては欠点のない、まさにリースリングの傑作と言える味わい!
今飲んで鳥肌が立つくらい最高に美味しいが、でもこのワインは出来るだけ長く熟成させてみたい…そんな一生に一度のロマンを求めたくなる感動がある!
ミレジム的には厳しい年だからこその渾身の一滴を感じる、そうそう滅多にお目にかかれないお宝ワインだ!

色合いは透明感のある黄金色。
パイナップル、パパイヤ、ココナッツ、ジャスミンの香り。
ワインはフルーティーかつヴィヴィッドで勢いがあり、旨味の凝縮したエキスに溶け込む重心の低い酸、ぎっしりと詰まったチョーキーなミ
ネラルが骨格を支える!

収穫日は10月7日とブドウが晩熟だった!
収量はミルデューの被害により10hL/haと大幅減収だった!
2021年はあまりにもブドウが少なかったので、グランクリュも含め全てのリースリングを混ぜて仕込み「セレクション」と名付けた!
ウィヤージュなし!
残糖2.4g/Lの辛口!SO2無添加!ノンフィルター!

ドメーヌ・ガングランジェ
Domaine Ginglinger


アルザス地方のコルマール市から南に10km ほど南下した小さな村ファッフェンハイムにジャン・フランソワのワイナリー「ドメーヌ・ガングランジェ」がある。
ドメーヌの西側は傾斜の急な丘陵地が南北 170kmに渡り連なり、東向きに面したアルザスワインの銘醸地が帯のように連なる。その丘の中腹に彼のブドウ畑は集中する。
気候は半大陸性気候で、西のボージュ山脈が海洋性気候をせき止める影響で風は穏やかだが、一年中乾燥しており、冬は寒く、夏は非常に暑い。春秋は朝夕の気温の寒暖差で付近を流れるライン川の支流からしばしば霧が運ばれる。

ジャン・フランソワの父がすでにブドウ栽培農家だったので、物心ついた時から父の仕事を手伝っていたという。醸造の学校を卒業して1990 年、老齢のため半引退となった父の後を継ぐ。
引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って生計を立てていたが、1996年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に目覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。翌年の1997年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会に参加し、 以降、畑の農法にビオディナミを取り入れることとなる。
(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)1999年、父の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、自らのワインを作り始める。
同年、エコセールの認証、そして、2001 年にデメテールの認証を取得し現在に至る。

現在、ドメーヌはオーナーであるジャン・フランソワが一人で管理している。( 仕事が間に合わない時は時々季節労働者数人が手伝いに入る)
彼の所有する品種は、赤はピノノワール、白はリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ピノブラン、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールである。
畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、土壌とブドウの樹にとっての最高のバランスを常に追い求める。
ビオディナミはもちろん畑だけではなく、瓶詰タイミングなどの醸造面にもおよぶ。
アルザスの伝統大樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵母、酸化防止剤も最小限に抑えられた、いわば自然派タイプのワインを作る。

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