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VdF リュスト・ブラン 2022 / ガングランジェ
( Ruest Blanc / Ginglinger ) 9300

  • 白ワイン
  • 新商品
¥4,455 税込
商品コード: nomal
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フランス、アルザス、ファッフェンハイム
品種: ピノブラン50%、シルヴァネール50%
白ワイン
樹齢: 53年平均
土壌: グレ・ローズ(ピンクの小石)混じりの石灰質
マセラシオン: なし
醗酵: 自然酵母で3~6ヶ月
熟成: 25hL、13hLのフードルで7ヶ月、アッサンブラージュ後ステンレスタンクで3ヶ月
アルコール度数: 12.5%

ピノブラン・レゼルヴとシルヴァネール・レゼルヴのアッサンブラージュ。2022年は2020年とミレジ
ムの特徴が似ていて、発酵に苦労した年。発酵に少し苦労をさせられたシルヴァネール・レゼルヴと、醸
造に問題のなかった同じ区画のピノブラン・レゼルヴを熟成後にアッサンブラージュし、味わいのバラン
スを取ったところ、良い塩梅に落ち着いた。今回は異なる2つの品種をアッサンブラージュしたため AOC
の申請ができず、結果 VdF に格下げして区画名の Ruest(リュスト)をキュヴェ名にした。出来上がった
ワインはフレッシュで、昆布ダシのようなピュアな旨味とグレープフルーツのような酸と苦みが心地よい
爽やかな味わいに仕上がっている!ボラティルの危うさは味わいには全く感じられず、ピノブランとのア
ッサンブラージュが絶妙に功を奏している!ちなみにガングランジェ曰く、これを機に今後ピノブラン・
レゼルヴとシルヴァネール・レゼルヴの相性が良ければ、キュヴェ Ruest としてリリースする方向で考え
ているとのこと。開けたては少し還元があるのでカラフをおススメ♪

色合いは透明感のある青みがかった淡いレモン色。
グレープフルーツ、白い花、ミョウガ、タールの香り。
ワインはピュアかつフレッシュで、透明感のある滑らかなエキスに線の細いシャープな酸、グレープフルーツのような柑橘系の心地よい苦みが上品に溶け込む!

収穫日は9月7日とブドウが早熟だった!
収量は65hL/haと豊作に恵まれた!残糖は0.2g/Lの完全辛口!
旧ピノブランレゼルヴとシルヴァネールレゼルヴのアッサンブラージュ!
AOCアルザスの申請を止めVDFにしたため品種名を名乗ることができず、品種の代わりに区画名Ruest(リュスト)をワイン名にした!
SO2無添加!ノンフィルター!

ドメーヌ・ガングランジェ
Domaine Ginglinger


アルザス地方のコルマール市から南に10km ほど南下した小さな村ファッフェンハイムにジャン・フランソワのワイナリー「ドメーヌ・ガングランジェ」がある。
ドメーヌの西側は傾斜の急な丘陵地が南北 170kmに渡り連なり、東向きに面したアルザスワインの銘醸地が帯のように連なる。その丘の中腹に彼のブドウ畑は集中する。
気候は半大陸性気候で、西のボージュ山脈が海洋性気候をせき止める影響で風は穏やかだが、一年中乾燥しており、冬は寒く、夏は非常に暑い。春秋は朝夕の気温の寒暖差で付近を流れるライン川の支流からしばしば霧が運ばれる。

ジャン・フランソワの父がすでにブドウ栽培農家だったので、物心ついた時から父の仕事を手伝っていたという。醸造の学校を卒業して1990 年、老齢のため半引退となった父の後を継ぐ。
引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って生計を立てていたが、1996年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に目覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。翌年の1997年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会に参加し、 以降、畑の農法にビオディナミを取り入れることとなる。
(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)1999年、父の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、自らのワインを作り始める。
同年、エコセールの認証、そして、2001 年にデメテールの認証を取得し現在に至る。

現在、ドメーヌはオーナーであるジャン・フランソワが一人で管理している。( 仕事が間に合わない時は時々季節労働者数人が手伝いに入る)
彼の所有する品種は、赤はピノノワール、白はリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ピノブラン、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールである。
畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、土壌とブドウの樹にとっての最高のバランスを常に追い求める。
ビオディナミはもちろん畑だけではなく、瓶詰タイミングなどの醸造面にもおよぶ。
アルザスの伝統大樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵母、酸化防止剤も最小限に抑えられた、いわば自然派タイプのワインを作る。

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