0
¥0

現在カート内に商品はございません。

アルザス・シルヴァネール 2020 / ガングランジェ
( Alsace Sylvaner Reserve / Ginglinger ) 9299

  • 白ワイン
  • 新商品
¥3,938 税込
商品コード: nomal
カートに追加しました。
カートへ進む

フランス、アルザス、ファッフェンハイム
品種: シルヴァネール
白ワイン
樹齢: 53年平均
土壌: グレ・ローズ(ピンクの小石)混じりの石灰質・粘土質
マセラシオン: なし
醗酵: 自然酵母で12ヶ月
熟成: 19 hLのフードルで11ヶ月、その後ステンレスタンクで6ヶ月
アルコール度数: 12.3%

2020年は太陽に恵まれ、また豊作にも恵まれた年だった。だが、一方でブドウの窒素不足により醸造はかなり苦労した。
発酵は途中でスタッグしてしまい1年経っても終わらなかったので、酵母の働きを促すために翌年発酵後のリースリングの澱を加えた。
瓶詰め当初は、味わい的にマメやボラティルの要素があり不安定だったので、現地のカーヴで1年じっくり寝かせた。
そして、さらに日本到着後も何度か試飲確認し、マメが完全に消えボラティルが落ち着き始めたタイミングでようやくリリースするに至った。出来上がったワインは軽くクリスピーで、ほんのりと感じる白い果実の甘さと、じわっとせり上がる酸がまるでレモンスカッシュみたい!
余韻に残る滋味豊かなミネラルも心地よく、今飲み頃のスタートラインに立った感じではあるが、あと5年寝かせるとかなり化けそうな予感がする。
単なるシルヴァネールでは収まらないポテンシャルの感じるワインだ!

色合いは少し濁りのある淡いレモンイエロー。
リンゴ、白いバラ、ニワトコの花、みりんの香り。
ワインはフレッシュかつほんのりクリスピーで勢いがあり、軽快でフルーティーなエキスをレモンのような鋭くシャープな酸が突き抜ける!

収穫日は9月8日とブドウが早熟だった!
収量は65hL/haと豊作に恵まれた!
残糖3.1g/Lと若干糖が残ったため瓶詰め後少し発酵が動き軽く微発泡がある!
グレローズの土壌が香り高いワインに仕上げる!
SO2無添加!ノンフィルター!

ドメーヌ・ガングランジェ
Domaine Ginglinger


アルザス地方のコルマール市から南に10km ほど南下した小さな村ファッフェンハイムにジャン・フランソワのワイナリー「ドメーヌ・ガングランジェ」がある。
ドメーヌの西側は傾斜の急な丘陵地が南北 170kmに渡り連なり、東向きに面したアルザスワインの銘醸地が帯のように連なる。その丘の中腹に彼のブドウ畑は集中する。
気候は半大陸性気候で、西のボージュ山脈が海洋性気候をせき止める影響で風は穏やかだが、一年中乾燥しており、冬は寒く、夏は非常に暑い。春秋は朝夕の気温の寒暖差で付近を流れるライン川の支流からしばしば霧が運ばれる。

ジャン・フランソワの父がすでにブドウ栽培農家だったので、物心ついた時から父の仕事を手伝っていたという。醸造の学校を卒業して1990 年、老齢のため半引退となった父の後を継ぐ。
引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って生計を立てていたが、1996年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に目覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。翌年の1997年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会に参加し、 以降、畑の農法にビオディナミを取り入れることとなる。
(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)1999年、父の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、自らのワインを作り始める。
同年、エコセールの認証、そして、2001 年にデメテールの認証を取得し現在に至る。

現在、ドメーヌはオーナーであるジャン・フランソワが一人で管理している。( 仕事が間に合わない時は時々季節労働者数人が手伝いに入る)
彼の所有する品種は、赤はピノノワール、白はリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ピノブラン、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールである。
畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、土壌とブドウの樹にとっての最高のバランスを常に追い求める。
ビオディナミはもちろん畑だけではなく、瓶詰タイミングなどの醸造面にもおよぶ。
アルザスの伝統大樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵母、酸化防止剤も最小限に抑えられた、いわば自然派タイプのワインを作る。

カテゴリ一覧

ページトップへ