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メトード・アンセストラル・ピノーズ・ピノドニス・ロゼ 2019 / レ・カプリアード
( Methode Ancestrale Pynoz Pineau d'Aunis Rose / Les Capriades ) 9280

  • 発泡ワイン
  • ロゼワイン
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¥5,313 税込
商品コード: nomal
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産地: フランス>ロワール>トゥーレーヌ >モントリシャール
品種: ピノドニス100%
発泡ロゼワイン(中辛口)
樹齢: 70年平均
土壌: 泥土状粘土質・シレックス
一次発酵: 自然酵母、ファイバータンクで4ヶ月
二次発酵・熟成: 瓶内で37ヶ月
デゴルジュマン: 2023年2月

以前はピノノワールとピノドニスをアッサンブラージュしていたピノーズ。
だが、2つの品種には明確な個性があり、それぞれを個々に表現すべきだと判断したパスカルは、2019年から別々に仕込むことに決めた。
その第一弾が 2022年5月にリリースしたピノーズ・ピノノワール、そして今回初めてリリースするピノーズ・ピノドニスだ。
2019年は日照りによる水不足の年だったため、ブドウの窒素不足により発酵の勢いが弱かった。
パスカル曰く、瓶詰め1年目当初は酸と甘みのバランスがバラバラで、両方がうまくこなれるまでに3年の熟成を要したそうだ。
最終的にガス圧3.3気圧、ph3.15、残糖27g/Lと、優しくも洗練された穏やかなペティアンに仕上がった!
アペリティフはもちろん、サラダなどちょっとした前菜やデザートにもピッタリなワインだ!

色合いは透明感のある淡いサーモンピンク色。
イチゴジャム、ニワトコの花、リュバーブ、ブリオッシュの香り。
泡立ちは繊細でピュアなエキスにほんのり優しい甘みがあり、線の細いシャープな酸と滋味深いミネラルがきれいに溶け込む!

収穫日は9月19日。収量は夏の日照りにより38 hL/haと20%減!残糖は27g/L。
2019年からピノーズはピノノワールとピノドニスの2種類が別々にリリースされることとなった!
ブドウはジャン・クリストフ・ジェゼケルから!
ワイン名の「Pynoz」は中世のピノノワールの綴りから取った!
ガス圧は3.3気圧。SO2無添加!ノンフィルター!

レ・カプリアード
Les Capriades


生産地
トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って進み、途中ロワールの古城で有名なシュノンソー城を通り過ぎ、さらに10kmほど東に進むと、今は廃墟と化した長方体の中世の城塞がひときは 威厳を放つモントリシャーの町が見えてくる。
その町から川を挟んだ南境界線付近にパスカル・ポテールのドメーヌがある。総面積2.4haのドメーヌの畑はテゼ、プィエ、アンジェ、ファヴロル等、シェール川周辺の4つコミューンにあり、その他、ネゴシアンの畑5.6haがサンジュリアン、サンジョルジュ、マレイユと半径10km内のドメーヌ周辺に点在する。
気候は海洋性気候と大陸性気候のちょうど境目に位置し、年間を通 して雨が少なく夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候と、シェール川がもたらす複雑なミクロクリマが互いに 影響し合う。

歴史
現オーナーパスカル・ポテールがワインづくりの世界に入る以前は、ル・マンにある大型惣菜雑貨屋のワイン売り担当とし働いていた。
以前からワインづくりに興味を抱いていたパスカルは、1995年に惣菜雑貨屋を 辞め、ジャニエールで当時ビニョロンで旧友でもあったニコラ・ルナールと一緒に畑を借りてドメーヌを立ち上げる。
1997年の終りに畑所有者と折り合いがつかなくなった彼らは、翌年の1998年にヴヴレーに移り、 当時ポニアトウスキー公爵が所有していたクロ・ボードアンの畑の醸造栽培責任者として迎え入れられる。
2001年にニコラ・ルナールがクロ・ボードアンを辞めルメール・フルニエに移った翌年、パスカル・ポテールもドメーヌを去る。
2002年から新井順子氏のドメーヌ・デ・ボワルカで醸造栽培責任者として働き、それと平行して彼自らも2003年から1.5haの畑と醸造所を手に入れワインをつくり始める。
2005年にボワルカを退職後、正式にドメーヌ・レ・カプリアードを立ち上げる。
2005年から季節労働者として毎年収穫等に参加したモーズ・ガドゥッシュが2010年本格的にドメーヌのメンバーに入る。
そして、2011年9月、モーズ・ガドゥッシュと共に共同経営として、ドメーヌとネゴシアンも兼ね備えた新生レ・カプリアードを立ち上 げ現在に至る。

生産者
現在、パスカル・ポテールは2.5haの畑を1人、そして5.6ha分のワインの醸造をモーズ・ガドゥッシ ュと2人で管理している。
彼らの所有するブドウ品種は、シャルドネ、シュナン、ムニュピノ、ガメイ、コーの5種類がドメーヌ、ネゴシアンを合わせるとソービニヨンブラン、カベルネフランと合計7つの品種でワインをつくっている。
仕事は基本的には分担制で、パスカルが栽培から醸造まで全責任を負い、モーズは醸造の手伝い、その他ワインのコマーシャル、会計、書類関係全てを担当する。
彼は一切ワインの学校に通って おらず、ワインづくりの基本は全て実践と独学から習得している。
教科書にとらわれない自由な発想を持ちながらも、基礎はしっかりと押さえている彼のワインスタイルは、繊細で地味ながらも味わいに独特な個性があることから、特にワイン生産者やカーヴィストなどその道のプロの評価が高い。
ペティアン・ナチュレルに至っては、ティエリ・ピュズラやミッシェル・オジェをはじめ多くの大御所ヴィニョロンが、彼につくり方のアドバイスを請うほど定評があり完成度が高い。

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