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VdF モム・ルージュ 2020 / ノエラ・モランタン
( MoMu Rouge / Noella Morantin ) 9195

  • 赤ワイン
  • 新商品
¥6,160 税込
商品コード: nomal
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フランス、ロワール
品種:カベルネフラン
赤ワイン
樹齢: 50年
土壌: シレックス混じりの粘土質・石灰質
マセラシオン: ロングマセラシオン、円窓付きの古樽500Lで6ヶ月半
醗酵: 自然酵母で5ヶ月
熟成: 円窓付きの古樽500Lで9ヶ月
アルコール度: 13%

本邦初リリース!
ヴィエーユ・ヴィーニュのカベルネフランをロングマセラシオンで仕込んだスペシャル・キュヴェがこの「モム」だ。
2020年は太陽に恵まれた年で、ブドウはアントシアニンをたっぷり含んでいた。
醸造は、円窓付きの500L樽の中で手除梗したブドウを6ヶ月以上マセラシオンし、ブドウ滓を除いた後さらに9ヶ月樽熟させた。
ちなみに、6ヶ月もブドウをワインに漬け込むと、果皮や果肉はほぼ溶け込んで最後は種しか残らなくなるそうだ!
出来上がったワインは、アルコール度数13%とは思えない繊細さとフィネスがあり、上品なコクに溶け込んだ酸とキメの細かいタンニンが長熟を予感させる!
特に、ロングマセラシオンなのにタンニンがウェットなのが凄い!
ノエラ曰く、最高の飲み頃を迎えるためにできればあと最低5年は寝かせてほしいとのこと。
ワイン名はノエラの名字 Morantin とパートナーのフィリップの名字 Muheim の頭文字を取って「MoMu」と名付けた。
また、エチケットのデザインは、友人である画家のミッシェル・トルメーがデザインした。

色合いは少し濁りのあるガーネット。
カシスの芽、スミレ、バラの花弁の香り。
ワインは上品かつコクのある凝縮味がエレガントでフィネスがあり、重心の低い酸、塩気のある鉱物的なミネラル、ほんのりビターで繊細なタンニンが余韻を優しく締める!

収穫日は9月30日。収量は41hL/ha。
買いブドウはビオ生産者のミカエル・ブージュから!パートナーのフィリップのアイデアを基にノエラが仕込んだ2人の合作ワイン!
ワイン名はノエラの名字Morantinとフィリップの名字Muheimの頭文字をそれぞれ取ってMoMuと名付けた!
エチケットのデザインはミッシェル・トルメが描いている!
SO2はマセラシオン後に10㎎/L、瓶詰め前に10 mg/L添加。ノンフィルター!

ノエラ・モランタン
Noella Morantin


生産地
トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って60kmほど進むと、陶器で有名な町サン タニアンが見えてくる。
そのサンタニアンのちょうど手前の小さな村マレイユから隣村プイエにかけて、トゥー レーヌワインの老舗クロロッシュ・ブランシュの敷地が小高い丘を背に慎ましく広がる。
ノエラ・モランタンの畑、および醸造所は、このクロロッシュ・ブランシュの敷地内にあり、まわりは深く木々に囲まれ、クロロッシ ュ以外に隣接する畑は一切ない静寂とした環境の中にある。
この地域の気候は、夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候とシェール川がもたらす複雑なミクロクリマが互いに影響し合う。

歴史
現オーナーであるノエラ・モランタンがドメーヌを立ち上げたのは2008年。
学生時代にナントの職業技術短大(DUT)でマーケティングを学んだ彼女は、卒業後マーケティング関係の会社に入社。
当時は、毎日デスクワー クに明け暮れるようなワインとは全く無関係の仕事に従事していた。
2000年、30歳に差し掛かっていた彼女は、「自分の本当の仕事はデスクワークではない!何かダイナミックなことがしたい!」と、以前から気になっ ていたワインづくりに興味を抱く。
2001年、30歳を機に会社を辞めて、すぐにミュスカデにあるワインの学校で醸造と栽培を学び始める。
また、学校に通いながら、同時にアニエス・エ・ルネ・モスのドメーヌで2年間実地研修をこなす。(この時に、自然派ワインの洗礼を受ける。)
学校を卒業後、2003年の秋にはフィリップ・パカレのところで収穫、その後マルク・ペノーのところで翌年の4月まで醸造と剪定を手伝う。
そして、2004年5月、ドメーヌ・ボワ・ルカの醸造栽培責任者として働き始める。
4年間ボワルキャで働いた後、2008年5月晴れてドメーヌ・ノエラ・モランタンを立ち上げ現在に至る。

生産者
現在、ノエラ・モランタンは 8.5haの畑を2人で管理している。彼女の所有するブドウ品種は、ソーヴィニヨン ブラン、シャルドネ、ガメイ、カベルネソーヴィニヨン、コーで、樹齢は若いもので10~20年。
平均樹齢が40年で、古樹のコーは樹齢が60年に達する。
彼女がワイン造りで最も大切にしていることは「フィーリング」。
栽培・醸造の基礎はもちろん押さえつつ、そこからさらに幅を広げて、教科書にとらわれない自由な発想と感性を 生かしたワイン造りを心がける。
ブドウの栽培に一部ビオディナミを取り入れたり、畑が疲れていると感じた時はfleur de Bachというホメオパシーのひとつを散布するなど、常に現場に出てブドウの状態を観察しながらその場に適した対処を施し、また、醸造はマセラシオンの方法、期間、醗酵、スーティラージュ、熟成方法等、全てテイスティングを通して臨機応変に対応していく。
常に出来上がるワインを想像し、そのイメージに沿って柔軟に対応し、彼女独自の個性をワインに反映する。
ドメーヌの立ち上げ2年目で、すでに彼女のワインはパリのカーヴ・オジェをはじめ、フランス、ベルギーの多くのカーヴィストから独自のスタイルがあると高い評価を得ている。

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