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VdF ル・プランタン 春 ピノノワール 2022 / ノエラ・モランタン
( Le Printemps Haru Pinot Noir / Noella Morantin ) 9194

  • 赤ワイン
  • 新商品
¥6,490 税込
商品コード: nomal
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フランス、ロワール
品種:ピノノワール
赤ワイン
樹齢: 8年~13年
土壌: シレックス混じりの粘土質
マセラシオン: スミマセラシオンカルボニック、10hL/haの木桶タンクで7日間
醗酵: 自然酵母で25日間
熟成: 古樽400 Lで8ヶ月
アルコール度: 12%

本邦初リリース!
2007年、ノエラがまだボワ・ルキャの責任者だった頃に植樹をしたピノノワールを2022年にボワ・ルキャから正式に譲り受け、今回 400L樽一樽分だけ仕込んだスペシャル・キュヴェがこの「ル・プランタン」だ。
2022年は春の遅霜により収量が取れなかった。
醸造は、まだ若木のブドウなのでマセラシオンを短くし抽出を抑えてフレッシュに仕上げた。
出来上がったワインは、Primtemps の名前に相応しい若々しくチャーミングな味わいに仕上がっている!
ノエラ曰く、ワインは早くから楽しめるタイプだが、ベストな飲み頃としてはタンニンがきれいにこなれるまでできればあと2年くらい待ってほしいとのこと。
ちなみに、エチケットにはPrimtemps の文字の横に「春」と漢字が記されている。
ノエラ自身、今のキャリアは彼女原点である ボワ・ルキャに育てられたという思いが常にあり、今回キュヴェの名前を付ける際に、新井順子氏をはじめかつて畑に携わった多くの日本人へのリスペクトと感謝の気持ちを漢字一文字で表そうとすでに決めていたそうだ。
ただ、日本語の発音と彼女の望む意味が一致する漢字一文字がなかなか見つからず、苦労して探した結果たどり着いた文字が「Haru(春)」だった。
彼女曰く、Haru という発音の響きが彼女には心地よく、また彼女の一番好きな季節でもあり、はたまた味わいがチャーミングなのも然り、ボワ・ルキャから新しく生まれ変わった自身のピノノワールをお披露目する意味においても「春」が最もふさわしいと思ったとのこと。

色合いは少し濁りのある深いルビー色。
ブランボワーズ、イチゴジャム、松脂、フュメの香り。
ワインはチャーミングでみずみずしい果実味が染み入るように優しく、強かでキュートな酸、滋味深いミネラル、キメの細かいタンニンが余韻を上品に引き締める!

収穫日は9月5日とブドウは早熟だった!
収量は雹の被害により15hL/haと大幅な減収だった!
2021年冬にドメーヌ・デ・ボワ・ルカのピノノワールの畑1haを取得!
ワイン名は当時ボワ・ルカの畑に係わった多くの日本人に対するノエラなりの感謝の気持ちを彼女の好きな季節「春」という漢字一文字で表し、それをフランス語にした!
SO2は瓶詰め前に10mg/L添加。ノンフィルター!

ノエラ・モランタン
Noella Morantin


生産地
トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って60kmほど進むと、陶器で有名な町サン タニアンが見えてくる。
そのサンタニアンのちょうど手前の小さな村マレイユから隣村プイエにかけて、トゥー レーヌワインの老舗クロロッシュ・ブランシュの敷地が小高い丘を背に慎ましく広がる。
ノエラ・モランタンの畑、および醸造所は、このクロロッシュ・ブランシュの敷地内にあり、まわりは深く木々に囲まれ、クロロッシ ュ以外に隣接する畑は一切ない静寂とした環境の中にある。
この地域の気候は、夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候とシェール川がもたらす複雑なミクロクリマが互いに影響し合う。

歴史
現オーナーであるノエラ・モランタンがドメーヌを立ち上げたのは2008年。
学生時代にナントの職業技術短大(DUT)でマーケティングを学んだ彼女は、卒業後マーケティング関係の会社に入社。
当時は、毎日デスクワー クに明け暮れるようなワインとは全く無関係の仕事に従事していた。
2000年、30歳に差し掛かっていた彼女は、「自分の本当の仕事はデスクワークではない!何かダイナミックなことがしたい!」と、以前から気になっ ていたワインづくりに興味を抱く。
2001年、30歳を機に会社を辞めて、すぐにミュスカデにあるワインの学校で醸造と栽培を学び始める。
また、学校に通いながら、同時にアニエス・エ・ルネ・モスのドメーヌで2年間実地研修をこなす。(この時に、自然派ワインの洗礼を受ける。)
学校を卒業後、2003年の秋にはフィリップ・パカレのところで収穫、その後マルク・ペノーのところで翌年の4月まで醸造と剪定を手伝う。
そして、2004年5月、ドメーヌ・ボワ・ルカの醸造栽培責任者として働き始める。
4年間ボワルキャで働いた後、2008年5月晴れてドメーヌ・ノエラ・モランタンを立ち上げ現在に至る。

生産者
現在、ノエラ・モランタンは 8.5haの畑を2人で管理している。彼女の所有するブドウ品種は、ソーヴィニヨン ブラン、シャルドネ、ガメイ、カベルネソーヴィニヨン、コーで、樹齢は若いもので10~20年。
平均樹齢が40年で、古樹のコーは樹齢が60年に達する。
彼女がワイン造りで最も大切にしていることは「フィーリング」。
栽培・醸造の基礎はもちろん押さえつつ、そこからさらに幅を広げて、教科書にとらわれない自由な発想と感性を 生かしたワイン造りを心がける。
ブドウの栽培に一部ビオディナミを取り入れたり、畑が疲れていると感じた時はfleur de Bachというホメオパシーのひとつを散布するなど、常に現場に出てブドウの状態を観察しながらその場に適した対処を施し、また、醸造はマセラシオンの方法、期間、醗酵、スーティラージュ、熟成方法等、全てテイスティングを通して臨機応変に対応していく。
常に出来上がるワインを想像し、そのイメージに沿って柔軟に対応し、彼女独自の個性をワインに反映する。
ドメーヌの立ち上げ2年目で、すでに彼女のワインはパリのカーヴ・オジェをはじめ、フランス、ベルギーの多くのカーヴィストから独自のスタイルがあると高い評価を得ている。

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