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VdF キャラクテール・ブラン 2022 / ドメーヌ・ル・ブリゾー
( Kharakter Blanc / Domaine Le Briseau ) 9161

  • 白ワイン
  • 新商品
¥5,995 税込
商品コード: nomal
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フランス、ロワール
品種: シュナンブラン
白ワイン
樹齢: 58年~63年
畑: 粘土質・シレックス
マセラシオン: なし
醗酵: 自然酵母で3週間
熟成: ステンレスタンクで10ヶ月

4年ぶりのリリースとなるキャラクテール!
ヴィエーユ・ヴィーニュで収量自体が毎年少なく、加えて霜や病気、害獣の被害などが続き、近年ほとんどブドウが取れていなかった。
その苦境の中で 2022年は、2018年に次ぐ久々の当たり年となった。
この年は太陽に恵まれ、ドメーヌ史上一番ブドウの成長ペースが早かった。
フレッシュな辛口タイプのワインが好きなナタリーは、糖度が上がり過ぎないようにブドウの酸が落ちる前に収穫。
結果収穫日は9月の上旬と例年よりも1ヶ月も早かった。
醸造は、フレッシュさを重視し、全てステンレスタンクで仕込んだ。
出来上がったワインは、前回販売の2018年同様に上品で透明感があり、薄ウマながらもピュアなエキスが五臓六腑に染み入る優しい味わいに仕上がっている!
ちなみに、ドメーヌ白の従来のトップキュヴェは「ル・ブリゾー」だが、近年は収量がほとんど取れず、2022年もブドウが全滅したため、今はキャラクテールが実質的には白のトップキュヴェという位置づけになっている!

色合いは透明感のある淡いレモンイエロー。
グレープフルーツ、クエッチ、ニワトコの花、火打石の香り。
ワインはピュアかつ酒質が滑らかで、透明感のある優しいエキスに昆布ダシのように澄んだ旨味、スレンダーな酸、滋味深いミネラルがきれいに溶け込む!

収穫日は9月6日とブドウがかつてないほど早熟だった!
収量は20hL/haとヴィエーユ・ヴィーニュのため毎年収量が少ない。
残糖は0.7g/Lの辛口!
キャラクテールの区画は畑が東西に伸び、日中の半分しか日が当たらないので晩熟、酸の豊かなブドウができる!
SO2は瓶詰時に20mg/L添加。軽くフィルターあり。

ドメーヌ・ル・ブリゾー
Domaine Le Briseau


ロワール地方は、トゥール市からナント市に向かうちょうどあいだの町シャトー・デュ・ロワールの手前を、東に5kmほど、川に沿った農道を通り過ぎると、クリスチャン・ショサールとナタリー・ゴビシェールのドメーヌがあるマルソン村に着く。彼らの畑は総面積9haで、ドメーヌのまわり半径5km以内に複数点在し、大半が小高い丘の南向きの斜面に面している。
畑の土壌は、表面が主に粘土質と顆粒状のシレックスに覆われ、その土壌の下の部分(0.5m~1.8m)は石灰質、さらにその下はPerronsまたはPangeeと呼ばれる大昔まだ地球の大陸がひとつだった時(パンゲア大陸)の原岩盤が存在し、三層に折り重なっている。
気候は穏やかで夏は暖かく、秋から冬春にかけてはロワール川(支流)と地上の温暖差で朝夕はしばしば深い霧に覆われ、その霧がブドウの貴腐化などの環境条件に影響を与える。


現オーナーであるクリスチャン・ショサールが本格的にワインづくりを始めたのは1988年、ヴヴレーで7haの畑を借りた時からだ。
以前は高速道路の橋など国の公共事業を請負う企業で働いていたそうだ。
彼はワインをつくる夢を捨てきれず1986年、当時32歳の時に仕事を辞めてボルドーの醸造学校でワインの勉強をし始める。初めからナチュラルなワイン、というよりもむしろ昔ながらの手作りのワインをつくると決めていた彼は、持ち前のセンスの良さを生かして、初っ端からSO2ゼロ添加で質の高いセンセーショナルなワインをつくりだす。その後ヴィニュロンの仕事と、一方でアンボワーズにある醸造学校の講師を掛け持ちながら1999年までヴヴレーでワインづくりを続ける。(ティエリ・ピュズラがクリスチャンに習ったことは周知の通り)その後、ある事情からヴヴレーのワイナリーを引き払い、2001年まで アメリカのオレゴン等各地を放浪する。2001年にジュネーブの試飲会で現在の妻ナタリーと知りあってから再びワインづくり再開を決意する。
2002年ジャニエールにドメーヌ・ル・ブリゾーを立ち上げ、そして2006年にはナタリーの愛称をから取ったナナ(ヴァン・エ・カンパニー)というネゴシアンも立ち上げ現在に至る。


現在、クリスチャンは9haのドメーヌの畑と醸造+ネゴスワインの醸造の4人で管理している。(繁忙期は季節労働者が数人手伝う。)彼の所有するブドウ品種は、シュナン、シャルドネ、ピノドニス、ガメイ、コーで、樹齢は8~40年。ブドウ栽培のベースはビオロジックだが、2006年からドメーヌの畑全てをビオディナミ農法に変えて、さらなるワインの質とテロワールの表現に磨きをかける。
醸造も「よりナチュラルに」をモットーに、テクニックはほとんど使わない。そのかわり収穫期間や醸造、熟成期間等の醸造工程には細心の注意をはらい「ここぞ!」というタイミングを逃さぬよう神経を集中させる。

残念ながら2012年にクリスチャンが亡くなり、その後を妻であるナタリー・ゴビシェールが引き継ぎ現在に至る。

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