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VdF カー・エス・ルージュ 2019 / ガングランジェ
( KS Rouge / Ginglinger ) 9098

  • 赤ワイン
  • 新商品
¥6,468 税込
商品コード: nomal
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フランス、アルザス、ファッフェンハイム
品種: ピノグリ50%、ピノノワール50%
赤ワイン
樹齢: 17年~52年
土壌: グレ・ローズ(ピンクの小石)、石灰質・泥灰土
マセラシオン: スミマセラシオンカルボニック、食品用大型ポリタンクで5週間
醗酵: 自然酵母で2ヶ月
熟成: 228Lの古樽で10ヶ月

4年ぶり2回目のリリースとなるカ・エス(KS)!
KSは畑の区画名の頭文字。
K は Kopfacker(コッファーカー)の古樹のピノグリ、そして S は Sandstein(サンシュタイン)の若樹のピノノワールを指し、2つのブドウを混ぜスミマセラシオンカルボニックで仕込んだのがこのカ・エスだ。
2019年は太陽に恵まれた年だった。最後に収穫したカ・エスはブドウのポテンシャルが高く、出来上がったワインも非常にパワフルだったので、ワインが落ち着くまで現地のカーヴで1年瓶熟させた。
日本にワインが入港したのは2021年3月だが、数が少なかったこともあり大事に倉庫で2年寝かせて、酒質がこなれ始めてきたタイミングを見計らい今回リリースに至った。
3年の熟成を経たワインは、野趣味あるみずみずしい果実味がとても官能的!
突き刺すように鋭く硬いミネラルもタンニンの収斂味も熟成によりきれいにこなれて、果実味とうまく馴染んでいる感がある!
ワイルドな色気のある大人な味わいは、ジビエ料理との相性が良さそうだ!

色合いは濁りのあるオレンジがかったダークチェリーレッド。
熟したイチジク、バナナ、なめし革、タバコの葉の香り。
ワインはみずみずしくしなやかでコクのある果実味が染み入るように優しく、キュートで強かな酸、鉱物的なミネラル、キメ細やかなタンニンが余韻を支える!

収穫は9月18日。
収量は虫にブドウの芽を食べられる被害に遭い30hL/haと30%減収!
2樽だけしか仕込んでいないスペシャルキュヴェ!
ワイン名KSはKopfacker(コッファーカー)というピノグリの畑とSandstein(サンシュタイン)のピノノワールの畑の頭文字を取って名付けた!
SO2無添加、ノンフィルター!

ドメーヌ・ガングランジェ
Domaine Ginglinger


アルザス地方のコルマール市から南に10km ほど南下した小さな村ファッフェンハイムにジャン・フランソワのワイナリー「ドメーヌ・ガングランジェ」がある。
ドメーヌの西側は傾斜の急な丘陵地が南北 170kmに渡り連なり、東向きに面したアルザスワインの銘醸地が帯のように連なる。その丘の中腹に彼のブドウ畑は集中する。
気候は半大陸性気候で、西のボージュ山脈が海洋性気候をせき止める影響で風は穏やかだが、一年中乾燥しており、冬は寒く、夏は非常に暑い。春秋は朝夕の気温の寒暖差で付近を流れるライン川の支流からしばしば霧が運ばれる。

ジャン・フランソワの父がすでにブドウ栽培農家だったので、物心ついた時から父の仕事を手伝っていたという。醸造の学校を卒業して1990 年、老齢のため半引退となった父の後を継ぐ。
引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って生計を立てていたが、1996年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に目覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。翌年の1997年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会に参加し、 以降、畑の農法にビオディナミを取り入れることとなる。
(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)1999年、父の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、自らのワインを作り始める。
同年、エコセールの認証、そして、2001 年にデメテールの認証を取得し現在に至る。

現在、ドメーヌはオーナーであるジャン・フランソワが一人で管理している。( 仕事が間に合わない時は時々季節労働者数人が手伝いに入る)
彼の所有する品種は、赤はピノノワール、白はリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ピノブラン、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールである。
畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、土壌とブドウの樹にとっての最高のバランスを常に追い求める。
ビオディナミはもちろん畑だけではなく、瓶詰タイミングなどの醸造面にもおよぶ。
アルザスの伝統大樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵母、酸化防止剤も最小限に抑えられた、いわば自然派タイプのワインを作る。

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