0
¥0

現在カート内に商品はございません。

シードル 2021 / レ・カプリアード
( Cidre / Les Capriades ) 8916

¥3,575 税込
商品コード: nomal
カートに追加しました。
カートへ進む

産地: フランス>ロワール>トゥーレーヌ >モントリシャール
品種: 全て晩熟品種で、香り高くフルーティなドゥースコエティニエ40%、甘みと癖のあるドゥースモワン40%、甘みと苦みの強いマリーメナール20%のアッサンブラージュ 
微発泡白ワイン(中辛口)
樹齢: 27年
土壌: 砂状の花崗岩・腐葉土
マセラシオン: 木箱で3日間陰干し。リンゴを潰した後果肉と果汁を18時間漬け込んだ後にプレス
発酵・熟成: 自然発酵、ファイバータンクで2ヶ月半、瓶内で13ヶ月
デゴルジュマン:2023年2月
アルコール度: 7.22%

毎度品質がサプライズでしかないカプリアードのシードル!今回は正直鳥肌が立つほど凄かった~!
2021年は、フランス全土で大規模な霜が降りたのに加え、長雨と冷夏によりリンゴが不作の年だった。
前年はドゥースコエティニエ、ドゥースモワン、マリーメナールの順に1ヶ月かけて収穫を行なったが、2021年は同じ木のリンゴでもそれぞれ熟しがバラバラと完熟のタイミングが不揃いだったので、その平均を取って1日で一気に全てのリンゴを収穫した。
陰干しは、すでに完熟しすぎているリンゴも多く混ざっていたため3日間と腐敗が進む前に切り上げた。
パスカル曰く、2021年は不作に加えリンゴの品質的にも心配な年だったが、実際に仕込んでみると、酵母の働きが良く発酵も安定していて、味わいも想像していた以上にバランスの整った上品なシードルに仕上がったとのこと。
確かに、今回のシードルは完璧と思えるほどまとまりがある!
前回よりも少し残糖がある分苦みが抑えられ、また酸とガス圧がしっかりとある分キレが良く洗練された感がハンパない!
毎回声高に同じことを叫んでいるような気がするが、でもやっぱりカプリアードのシードルのレベルは次元が違う!
こんなに美しい泡立ちと、こんなに上品にまとまった味わいのシードルを仕上げるパスカルはやはり泡の天才だと思う。
※泡に勢いがあるため、良く冷やして、斜め 45 度に瓶を傾けてご開栓くださいませ

色合いはオレンジがかったトパーズ色。
黄桃のコンポート、ミラベルのジャム、金木犀、糠の香り。味わいはドライかつシャープでフワッと広がる泡立ちに勢いがあり、鉱物的なミネラルを含んだみずみずしいエキスを繊細な酸とタンニンが優しく引き締める!

収穫日は11月4日と例年並み!
残糖は11.3g/Lの辛口!リンゴは前年同様ブルターニュ地方サン・グレゴワール村のビオ生産者から!
カプリアードのペティアン同様にメトード・アンセストラルで仕込んでいる!しっかりとデゴルジュマンされた、昔ながらにして限りなく上品でエレガントな正統派シードル!
ガス圧は7気圧!SO2無添加!ノンフィルター!

※泡に勢いがあるため、良く冷やして、斜め45度に瓶を傾けてご開栓くださいませ

レ・カプリアード
Les Capriades


生産地
トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って進み、途中ロワールの古城で有名なシュノンソー城を通り過ぎ、さらに10kmほど東に進むと、今は廃墟と化した長方体の中世の城塞がひときは 威厳を放つモントリシャーの町が見えてくる。
その町から川を挟んだ南境界線付近にパスカル・ポテールのドメーヌがある。総面積2.4haのドメーヌの畑はテゼ、プィエ、アンジェ、ファヴロル等、シェール川周辺の4つコミューンにあり、その他、ネゴシアンの畑5.6haがサンジュリアン、サンジョルジュ、マレイユと半径10km内のドメーヌ周辺に点在する。
気候は海洋性気候と大陸性気候のちょうど境目に位置し、年間を通 して雨が少なく夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候と、シェール川がもたらす複雑なミクロクリマが互いに 影響し合う。

歴史
現オーナーパスカル・ポテールがワインづくりの世界に入る以前は、ル・マンにある大型惣菜雑貨屋のワイン売り担当とし働いていた。
以前からワインづくりに興味を抱いていたパスカルは、1995年に惣菜雑貨屋を 辞め、ジャニエールで当時ビニョロンで旧友でもあったニコラ・ルナールと一緒に畑を借りてドメーヌを立ち上げる。
1997年の終りに畑所有者と折り合いがつかなくなった彼らは、翌年の1998年にヴヴレーに移り、 当時ポニアトウスキー公爵が所有していたクロ・ボードアンの畑の醸造栽培責任者として迎え入れられる。
2001年にニコラ・ルナールがクロ・ボードアンを辞めルメール・フルニエに移った翌年、パスカル・ポテールもドメーヌを去る。
2002年から新井順子氏のドメーヌ・デ・ボワルカで醸造栽培責任者として働き、それと平行して彼自らも2003年から1.5haの畑と醸造所を手に入れワインをつくり始める。
2005年にボワルカを退職後、正式にドメーヌ・レ・カプリアードを立ち上げる。
2005年から季節労働者として毎年収穫等に参加したモーズ・ガドゥッシュが2010年本格的にドメーヌのメンバーに入る。
そして、2011年9月、モーズ・ガドゥッシュと共に共同経営として、ドメーヌとネゴシアンも兼ね備えた新生レ・カプリアードを立ち上 げ現在に至る。

生産者
現在、パスカル・ポテールは2.5haの畑を1人、そして5.6ha分のワインの醸造をモーズ・ガドゥッシ ュと2人で管理している。
彼らの所有するブドウ品種は、シャルドネ、シュナン、ムニュピノ、ガメイ、コーの5種類がドメーヌ、ネゴシアンを合わせるとソービニヨンブラン、カベルネフランと合計7つの品種でワインをつくっている。
仕事は基本的には分担制で、パスカルが栽培から醸造まで全責任を負い、モーズは醸造の手伝い、その他ワインのコマーシャル、会計、書類関係全てを担当する。
彼は一切ワインの学校に通って おらず、ワインづくりの基本は全て実践と独学から習得している。
教科書にとらわれない自由な発想を持ちながらも、基礎はしっかりと押さえている彼のワインスタイルは、繊細で地味ながらも味わいに独特な個性があることから、特にワイン生産者やカーヴィストなどその道のプロの評価が高い。
ペティアン・ナチュレルに至っては、ティエリ・ピュズラやミッシェル・オジェをはじめ多くの大御所ヴィニョロンが、彼につくり方のアドバイスを請うほど定評があり完成度が高い。

カテゴリ一覧

ページトップへ