VdF グロルン・ロール・ルージュ 2022 / レ・ヴィーニュ・ド・ババス
( Groll'n Roll Rouge / Les Vignes de Babass ) 8838
商品コード:
nomal
フランス、ロワール
品種: グロロー
赤ワイン
アルコール度: 10%
僅かに紫がかった中程度の赤色。
熟したブルーベリーやカシス、ブラックベリーなど新鮮な黒系果実の香りに、フランボワーズ、グレナデン、紫の花、フレッシュハーブなどの華やかで爽快感のある香り、ナツメグ、カルダモン、白胡椒を想わせるスパイスのニュアンスが感じられます。
グラスに顔を近づけただけでも、引き寄せられるようにかぐわしい香りが漂い、色合いや香りからも若々しい果実の弾むような印象を受けます。
瑞々しく雑味のない軽快な飲み心地で、華やかで溌剌とした豊かな果実の風味が大きく膨らみます。
時折、カルダモンやナツメグなどのスパイスの風味がアクセントのように感じられ抑揚があり、舌には黒葡萄の果皮をかじった時のような微細なタンニンが残ります。
若々しさが満ち溢れる芳醇な果実の印象と、品の良い華やかさを兼ね備えるミディアムスタイルです。
レ・ヴィーニュ・ド・ババス
Les Vignes de Babass
セバスチャン・デルヴュー
18歳からブドウ畑で働きながら栽培の学校に入学、2年間在学した後に普通のワイナリーに就職しました。そこで栽培と醸造の責任者を3年間務めました。
その当時にマルクアンジェリと出会い、ブドウの栽培とワイン造りに関して大きく影響を受け、彼のようなワインを造りたいといった気持ちを抑え切れず退職、自身のワイナリーを立ち上げる準備を始めました。
2010年に解散したグリオットの生産者の1人です。
一人はパトリック・デプラ。
もう一人はこのセバスチャン・デルヴュー。
成長著しい彼らの会社は、やがては税金対策のため設備投資を増やすことになり、その設備を稼働させるためにブドウを他からも購入し、自分たちがコントロールできる範囲を超えて不本意な手順でワインを造ることになるかも知れないと判断し惜しまれつつも解散となりました。
それぞれ別の蔵元を立ち上げ小さなドメーヌとして再出発しましたが、二人の関係は今も全く変わっておりません。