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VdF ラセレネ・ブラン 2021 / ヴァンサン・トリコ
( Rasserene Blanc / Vincent Tricot ) 8816

  • 白ワイン
¥5,665 税込
商品コード: nomal
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フランス、オーヴェルニュ
AOC: ヴァン・ド・フランス
品種: ソーヴィニヨンブラン90%
ミュスカ・オットネル10%(手摘み/平均10年)
白ワイン
樹齢: 平均10年
土壌: 粘土石灰
面積: 0.3ha
収量: 35hl/ha
収穫:手摘み
標高: 400~450m
畑の向き: 北
酵母: 自生酵母 
発酵: グラスファイバータンクで発酵
熟成: 500Lと400Lの古樽とアンフォラで熟成
無濾過・無清澄
瓶詰め:2022年9月
SO2: 無添加 トータル:24mg/L
アルコール度数: 12%

緑色の入った黄金色、とろりとした粘性、金柑や摘みたてアプリコットや晩白柚、アップルミントの香り、フレッシュなアタックにトロピカルな果実のエキス、パイナップルや林檎、パッションフルーツ、シトラスを感じます。
クリーンな塩気と爽やかなハーブのアクセントが余韻とともに続きます。
セレニテ=平穏をもじって名付けました。ソーヴィニヨンブランとミュスカオットネルをグラスファイバータンクで発酵し、400L と500L の木樽とアンフォラで熟成しました。
緑色の入った黄金色、とろりとした粘性、金柑や摘みたてアプリコットや晩白柚、アップルミントの香り、とろりとしたアタックはまろやかに拡がり、ほんのりとグレープフルーツのような酸味がアクセントとなっています。

ヴァンサン・トリコ
Vincent Tricot


ヴァンサン・トリコ氏は1972年生まれの若き醸造家。
南仏でワインを11年作っておりましたが、いよいよ独立の時期が到来、しかし選んだ地は奥様の実家の近くオーヴェルニュ地方でした。
しかしそれは彼にとってChance到来の選択です。この地で長い間(1971年~)無農薬で畑を守っていた、Claude Prugnard氏の所でお手伝いをし、彼もそろそろ年齢的理由で引退を決心。
彼の子供がワイン作りに興味はなく、残念ながら畑を手放なさなければならなくなりました。
しかし最後に彼のワイン作りを手伝ったヴァンサンの情熱に惚れ、彼に畑とシェ(醸造所)を譲り、2000~2002年は金銭的理由で借りておりましたが、2003年に購入、名実ともにオーナーとなり自分のワインを作り始めました。
畑は全部で4.60ha、内訳は3.30haのGamay、0.70haのChardonnay、そして何と0.60haのPinot Noirなのであります。
昔この地では沢山のピノ・ノワールが植わっておりましたが、近くのBourgogneの関係で泣く泣く葡萄の木を抜かなくてはならないほど、経済的ダメージを受けたこの地で、頑なに守られてきたPinot Noir。
これからもっとPinot Noirを植えていきたい!と夢を語っておりました。
どうして大変なBIOを選んだのですか?との問いに自然が大好きだからと…。皆BIOの実践者は同じような答えが返ってきます。意地悪な私は「女性は都会が好きだけど奥様の反対はなかったですか?」との問いに、彼女のお父様もボジョレーでネゴシアンをしていたから、田舎暮しやワインへの理解は大丈夫です。と仲の良い御夫婦です。
醸造的には実は辛口の私はまだまだ納得してませんが、将来性あふれる醸造家、彼の今後の活躍に期待したいと思います。

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