フランス、オーヴェルニュ、 サン・ジョルジュ・シュール・アリエ
品種： ガメイ50%（ボジョレー）、シラー、サンソー、グルナッシュ、カリニャン35%、メルロー10%、ミュスカ5%、他　
赤ワイン
樹齢： 11年～88年
土壌： 石灰質・粘土質、砂地
マセラシオン： スミマセラシオンカルボニック（シラー、サンソー、グルナッシュ、カリニャンは一緒に醸造し、それ以外は個別に醸造しその後アッサンブラージュ）ファイバータンクで10～14日間
醗酵： 自然酵母で１～3ヶ月
熟成： ステンレスタンクで10ヶ月

品質の良いブドウからできる無添加のワインの美味しさを知ってほしいという、いわばヴァンナチュールが楽しめる入り口的なコンセプトとしてつくられたワインがこのモルだ。
2019年も、前年同様果実味豊かなボジョレーのガメイにシラー、グルナッシュ、カリニャン、メルローなどの南のコクを加え、最後に香りのアクセントとなるミュスカ・アレクサンドルをアッサンブラージュしたとてもバランスが良く飲みやすいワインに仕上がっている！またモルは、生産量が多いので、少しボラティルの気になるドメーヌワインなどをアッサンブラージュする受け皿にもなっている。
ちなみに、今回のモルには、本来ルル2019年になる予定だった2樽がアッサンブラージュされている。
出来上がったワインはみずみずしくしなやかで、洗練されエレガントに仕上がっている！
特に今回のモルはミュスカの塩梅が絶妙で、艶やかな果実味にいつもより比率の多いミュスカのアッサンブラージュが加わることで、濃い色合いのワインには全く想像のできないネクタリンのアロマやローズティーのようなフレーバーを見事に演出している！
ジェネリックワインとは思えない品質の高さに感動すら覚える！

ダークチェリー、ネクタリン、プラム、スミレ、シャクヤク、紅茶、山椒、ガリーグ、お香、鉛の香り。
ワインは艶やかかつしなやかなコクがあり、清涼感のある凝縮した果実味に繊細な酸と優しいタンニンの収斂味がきれいに溶け込む！

収穫日は8月20日～9月15日。収量は30hL/ha平均。
ワインのコンセプトは、品質の保証されたピュアなブドウでつくるラ・ボエムのジェネリックワイン！
買いブドウはコルビエールのアンドレア・ジョリエスとボジョレーのアラン・クラバロン、アルデッシュのドゥーテール、そしてルーションのヴァンサン・ラファージュから！
ワイン名Môlはロマの言葉で「赤ワイン」を意味し、ロマと一緒に収穫をした時にこの名前のヒントを得た！
SO2無添加！ノンフィルター！