フランス、オーヴェルニュ
品種： ガメイ（ボジョレー）80%、メルロー20%
発泡ロゼワイン
樹齢： 40年平均
土壌： 石灰質・粘土質
マセラシオン： 除梗したガメイをステンレスタンクで2日間、その後直接プレスしたメルローをアッサンブラージュ
醗酵： 一次醗酵はステンレスタンクで1ヶ月半、ビン内醗酵熟成は7ヶ月
デゴルジュマン： 2022年5月

以前の甘口のスタイルを封印し完全辛口に仕上げたフェステジャール・ロゼ。
前年同様にボジョレーのガメイをベースに、二次発酵の糖を調節するために他の品種を加えてペティアンにした。
例年だと他の品種に白ブドウを選ぶのだが、今回はボルドー・ブライのメルローを試験的にアッサンブラージュした。
パトリック曰く、今回直接プレスしたメルローのイチゴのような風味と予想以上の酸の高さに驚いたとのこと。
同時にメルローはボジョレーのガメイよりも晩熟で収穫時期に差があり、今後白ブドウに代わるティラージュ用品種として最適と思ったそうだ。
醸造は、今回から温度調節できるステンレスタンクを用い、低温管理の下一次発酵をうまくコントロールした。
出来上がったワインは、ミネラリーかつ超ドライでシャープな切れ味の良い辛口に仕上がっている！
それでいてイチゴのような赤い果実の風味もあり優しい泡立ちとのバランスは最高！フェステジャール・ブランにも言えるのだが、
開ける時のコルクがかなりきついので、手で開けるのが難しい場合はワインオープナーを使い、通常のスティルワインのコルクを開ける感覚でゆっくり引き上げることをおススメ！

色合いは赤みがかったサーモンピンク。
アセロラ、クランベリー、リュバーブ、ボンボンの香り。
ワインはフレッシュかつ超ドライで、アセロラのようなキュートなエキスに溶け込む鉱物的なミネラルを繊細な泡立ちとシャープな酸がタイトに引き締める！

収穫日はガメイが9月15日、メルローは9月20日。収量は春の遅霜があったにもかかわらず40～50hL/haと例年並みだった！
残糖は2g/L以下のエクストラブリュット！
買いブドウは南ボジョレーのビオ生産者アラン・ガレックとボルドーのビオ生産者Ch.フレディニヤックから！
FESTEJARの意味はオック語で「お祭り騒ぎしようぜ！」という意味。
ガス圧は2Bar。SO2無添加！ノンフィルター！