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VdF ラ・ブディヌリー・ガメイ 2021 / ノエラ・モランタン
( La Boudinerie Gamay / Noella Morantin ) 8641

  • 新商品
¥3,575 税込
商品コード: nomal
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フランス、ロワール
品種: ガメイ  
赤ワイン
樹齢: 63年平均
土壌: シレックス混じりの粘土質
マセラシオン: ステンレスタンクで16日間
醗酵: 自然酵母で2ヶ月
熟成: ステンレスタンクで8ヶ月
アルコール度:

2021年は、春の遅霜により収量が17hL/haと、ブドウ焼けにより25hL/haと不作だった2019年をさらに下回る大変厳しい年だった。
前回同様にブドウは全て手で除梗。
前回は半分をタンク、半分を古樽で熟成させたのに対し、今回はフレッシュな果実味を活かすために全てタンクを使って熟成させた。
ちなみに、順番的には本来2020年からリリースする予定だった。
だが、2020年ワインがまだ硬くもう少し熟成が必要と判断し、今回2021年から先にリリースすることにした。
出来上がったワインはフレッシュで酒質が柔らかく、優しい果実のコクとキュートな酸とのハーモニーが最高!
オフヴィンテージゆえアルコール度数は12%と低いが、ヴィエーユ・ヴィーニュから来るミネラルの深い旨味と果実の優しいコク、そして日照量に恵まれなかったからこそ得られたキュートな酸が絶妙な塩梅でマッチし、一度飲むと止まらなくなるようなとても魅力的なヴァン・ド・ソワフに仕上がっている!
ノエラ曰く、このラ・ブディヌリーはアペリティフとして豚のリエット一緒に味わうのが一番の幸せとのこと!

ブルーベリーの熟した果実にシャクヤクの花の甘い香りや黒ゴマの香ばしい香りが重なる。
ワインはフレッシュかつチャーミングで、染み入るように柔らかい果実味に滋味深いミネラルが溶け込み、伸びのあるキュートな酸がアフターを引き締める!

収穫日は9月23日と前年リリースした2019年よりも5日遅い!収量は春の遅霜により17hL/haと2019年の不作よりも30%減、例年に比べて60%減だった!
買いブドウはビオのブドウ栽培者ジュリアン・モローから!
SO2は瓶詰め前に10 mg/L添加。ノンフィルター!

ノエラ・モランタン
Noella Morantin


生産地
トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って60kmほど進むと、陶器で有名な町サン タニアンが見えてくる。
そのサンタニアンのちょうど手前の小さな村マレイユから隣村プイエにかけて、トゥー レーヌワインの老舗クロロッシュ・ブランシュの敷地が小高い丘を背に慎ましく広がる。
ノエラ・モランタンの畑、および醸造所は、このクロロッシュ・ブランシュの敷地内にあり、まわりは深く木々に囲まれ、クロロッシ ュ以外に隣接する畑は一切ない静寂とした環境の中にある。
この地域の気候は、夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候とシェール川がもたらす複雑なミクロクリマが互いに影響し合う。

歴史
現オーナーであるノエラ・モランタンがドメーヌを立ち上げたのは2008年。
学生時代にナントの職業技術短大(DUT)でマーケティングを学んだ彼女は、卒業後マーケティング関係の会社に入社。
当時は、毎日デスクワー クに明け暮れるようなワインとは全く無関係の仕事に従事していた。
2000年、30歳に差し掛かっていた彼女は、「自分の本当の仕事はデスクワークではない!何かダイナミックなことがしたい!」と、以前から気になっ ていたワインづくりに興味を抱く。
2001年、30歳を機に会社を辞めて、すぐにミュスカデにあるワインの学校で醸造と栽培を学び始める。
また、学校に通いながら、同時にアニエス・エ・ルネ・モスのドメーヌで2年間実地研修をこなす。(この時に、自然派ワインの洗礼を受ける。)
学校を卒業後、2003年の秋にはフィリップ・パカレのところで収穫、その後マルク・ペノーのところで翌年の4月まで醸造と剪定を手伝う。
そして、2004年5月、ドメーヌ・ボワ・ルカの醸造栽培責任者として働き始める。
4年間ボワルキャで働いた後、2008年5月晴れてドメーヌ・ノエラ・モランタンを立ち上げ現在に至る。

生産者
現在、ノエラ・モランタンは 8.5haの畑を2人で管理している。彼女の所有するブドウ品種は、ソーヴィニヨン ブラン、シャルドネ、ガメイ、カベルネソーヴィニヨン、コーで、樹齢は若いもので10~20年。
平均樹齢が40年で、古樹のコーは樹齢が60年に達する。
彼女がワイン造りで最も大切にしていることは「フィーリング」。
栽培・醸造の基礎はもちろん押さえつつ、そこからさらに幅を広げて、教科書にとらわれない自由な発想と感性を 生かしたワイン造りを心がける。
ブドウの栽培に一部ビオディナミを取り入れたり、畑が疲れていると感じた時はfleur de Bachというホメオパシーのひとつを散布するなど、常に現場に出てブドウの状態を観察しながらその場に適した対処を施し、また、醸造はマセラシオンの方法、期間、醗酵、スーティラージュ、熟成方法等、全てテイスティングを通して臨機応変に対応していく。
常に出来上がるワインを想像し、そのイメージに沿って柔軟に対応し、彼女独自の個性をワインに反映する。
ドメーヌの立ち上げ2年目で、すでに彼女のワインはパリのカーヴ・オジェをはじめ、フランス、ベルギーの多くのカーヴィストから独自のスタイルがあると高い評価を得ている。

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