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VdF レ・ピショー・ソーヴィニヨン 2021 / ノエラ・モランタン
( Les Pichiaux Sauvignon / Noella Morantin ) 8639

¥4,092 税込
商品コード: nomal
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フランス、ロワール
品種: ソーヴィニヨンブラン 
白ワイン
樹齢: 19年~43年
土壌: シレックス・石灰混じりの粘土質
マセラシオン: 無し
醗酵: 自然酵母
レ・ピショーがファイバータンクで1ヶ月、シェ・シャルルが古樽400Lで2ヶ月
熟成: レ・ピショーがファイバータンクで9ヶ月半、シェ・シャルルが古樽400Lで9ヶ月その後アッサンブラージュしてファイバータンクで1ヶ月

2021年は、春の遅霜により収量が激減した大変厳しい年だった。
レ・ピショーと格上のキュヴェ シェ・シャルルは最初別々に仕込んでいたが、それぞれ単体でリリースするには数量が心もとなかったため、瓶詰の1ヶ月前に両方のキュヴェをアッサンブラージュした。
出来上がったワインは、日照量の少ない中でしっかりとフェノールの熟成を待ったおかげもあり、スレンダーながらも旨味がぎっしりと詰まった味わいに仕上がっている!
レ・ピショーのソーヴィニヨンらしいグラッシーなハーブと潮の風味、そしてシェ・シャルルの全体を下支えする重心の低い酸が加わり、複雑で隙のない上品な薄ウマワインにまとまっている!
ノエラ曰く、レ・ピショーにシェ・シャルルをアッサンブラージュするのはドメーヌ創設以来、初めてのことで、本人としては苦渋の決断だったのだそうだ。
だが、ヴァンクゥールをはじめ主要なインポーターにはこまごまとした数ではなくある程度きちんとした数を割り当てたいという配慮から、最終的にアッサンブラージュすることを決めたそうだ。
何ともノエラらしい任侠味溢れる配慮だ!とは言っても、元の数が少ないのでそんなに割り当て数はもらえていないが…それでも、今回のレ・ピ
ショーは間違いなく彼女からのボーナスワインと言っても過言ではない!

青リンゴ、グレープフルーツ、みかんの爽やかな香りに潮の香りが重なる。
ワインはフレッシュ&フルーティーで、ダシのような旨味のぎっしり詰まったピュアなエキスに、重心の低い酸、ハーブのような優しい苦みがきれいに溶け込む!

収穫日はレ・ピショーが9月28日、シェ・シャルルが10月4日と前年よりも3週間遅い!
収量は春の遅霜により20hL/haと前年に比べて40%減!収量を満たすためにレ・ピショーに格上のシェ・シャルルが40%アッサンブラージュされている!残糖は0.5g/L以下の辛口!
Pichiauxは昔の畑の区画名。
SO2は瓶詰め前に10mg/L添加。フィルター有り。

ノエラ・モランタン
Noella Morantin


生産地
トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って60kmほど進むと、陶器で有名な町サン タニアンが見えてくる。
そのサンタニアンのちょうど手前の小さな村マレイユから隣村プイエにかけて、トゥー レーヌワインの老舗クロロッシュ・ブランシュの敷地が小高い丘を背に慎ましく広がる。
ノエラ・モランタンの畑、および醸造所は、このクロロッシュ・ブランシュの敷地内にあり、まわりは深く木々に囲まれ、クロロッシ ュ以外に隣接する畑は一切ない静寂とした環境の中にある。
この地域の気候は、夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候とシェール川がもたらす複雑なミクロクリマが互いに影響し合う。

歴史
現オーナーであるノエラ・モランタンがドメーヌを立ち上げたのは2008年。
学生時代にナントの職業技術短大(DUT)でマーケティングを学んだ彼女は、卒業後マーケティング関係の会社に入社。
当時は、毎日デスクワー クに明け暮れるようなワインとは全く無関係の仕事に従事していた。
2000年、30歳に差し掛かっていた彼女は、「自分の本当の仕事はデスクワークではない!何かダイナミックなことがしたい!」と、以前から気になっ ていたワインづくりに興味を抱く。
2001年、30歳を機に会社を辞めて、すぐにミュスカデにあるワインの学校で醸造と栽培を学び始める。
また、学校に通いながら、同時にアニエス・エ・ルネ・モスのドメーヌで2年間実地研修をこなす。(この時に、自然派ワインの洗礼を受ける。)
学校を卒業後、2003年の秋にはフィリップ・パカレのところで収穫、その後マルク・ペノーのところで翌年の4月まで醸造と剪定を手伝う。
そして、2004年5月、ドメーヌ・ボワ・ルカの醸造栽培責任者として働き始める。
4年間ボワルキャで働いた後、2008年5月晴れてドメーヌ・ノエラ・モランタンを立ち上げ現在に至る。

生産者
現在、ノエラ・モランタンは 8.5haの畑を2人で管理している。彼女の所有するブドウ品種は、ソーヴィニヨン ブラン、シャルドネ、ガメイ、カベルネソーヴィニヨン、コーで、樹齢は若いもので10~20年。
平均樹齢が40年で、古樹のコーは樹齢が60年に達する。
彼女がワイン造りで最も大切にしていることは「フィーリング」。
栽培・醸造の基礎はもちろん押さえつつ、そこからさらに幅を広げて、教科書にとらわれない自由な発想と感性を 生かしたワイン造りを心がける。
ブドウの栽培に一部ビオディナミを取り入れたり、畑が疲れていると感じた時はfleur de Bachというホメオパシーのひとつを散布するなど、常に現場に出てブドウの状態を観察しながらその場に適した対処を施し、また、醸造はマセラシオンの方法、期間、醗酵、スーティラージュ、熟成方法等、全てテイスティングを通して臨機応変に対応していく。
常に出来上がるワインを想像し、そのイメージに沿って柔軟に対応し、彼女独自の個性をワインに反映する。
ドメーヌの立ち上げ2年目で、すでに彼女のワインはパリのカーヴ・オジェをはじめ、フランス、ベルギーの多くのカーヴィストから独自のスタイルがあると高い評価を得ている。

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