スバタ・フランコフカ・ ルージュ 2017 / シファニ
( Svata Frankovka Rouge / Syfany ) 8602
商品コード:
nomal
シファニ / Syfany
チェコ共和国、南モラヴィア
品種: フランコフカ50%、サンローラン50%
赤ワイン
チェコの黒葡萄栽培面積トップ2のブレンドワイン
アルコール度数: 12.5%
チェコで最も栽培されている黒葡萄のスバタ(Svatovavřinecké)=サン・ローランと2番目のフランコフカ=ブラウフレンキッシュをブレンドした赤ワイン。
手摘み収穫した葡萄をステンレスタンク内で野生酵母を用いて発酵させ、地元のアカシア樽で8カ月熟成。
無濾過・無清澄でSO2の使用も最低限の量になります。
骨格のしっかりしたフランコフカと、フレッシュな赤系果実のサン・ローランという2品種の個性を上手に引き出したブレンドワイン。
シファニ / Syfany
南モラヴィアで500年続く農家がつくるワインは、土地への感謝と家族への愛に満ちた自然な味わいです。
シファニはチェコワイン主産地の南モラヴィアのヴルビツェ村に拠点を構えています。
代々農家の家系で、現当主ヤコブの父親の代で農地を広げ、現在では400haあり、大麦などのシリアルを中心に栽培し、地元の小さなビールメーカーに販売しています。
父親の代までワインの生産は自家用程度でしたが、ヤコブと妻のカルラが正式にワイナリーを立ち上げました。
ワイナリー名のSYFANYは、両親への尊敬の念を込めて、母親Sylviaと父親František(通称Fany)の名前を組み合わせています。
葡萄畑は約40haありますが、そのうち2/3の葡萄は地元のワイン生産者に販売し、最も高品質な葡萄のみを使用してシファニのワインを生産しています。
これまで受け継いできた土地を次世代にも健全な状態で残していきたいという思いから、ビオディナミ農法を実践しています。
そして、風土を感じる味わいを求めるために、野生酵母を用い、SO2も最低限の使用に抑えています。使用している樽も地元モラヴィア産のアカシアを使うなど、テロワールを意識したナチュラルなワインです。
彼らの葡萄畑は、ヴルビツェの南東向きの丘の中腹あり、オーストリアのワーグラムと似た気候と言われています。
水はけの良い土壌は、粘土やレス土壌で構成されています。葡萄畑の周囲には森が点在しており、生物多様性に寄与しつつ、強風から葡萄畑を守る働きもしています。
特徴的なラベルは当主ヤコブのハンドプリントです。
これには、ワインメーカーとして自分自身がエンドユーザーに直接ワインを届けたいという思いが込められています。