フランス、ボジョレー、モルゴン
品種： ガメイ
赤ワイン
樹齢： 62年平均
土壌： 花崗岩、花崗岩質の砂地
マセラシオン： マセラシオンカルボニック、セメントタンクで17日間
醗酵： 自然酵母で27日間
熟成： 50%古樽400L、50%セメントタンクで8ヶ月

ボジョレーの中でも標高が高くエレガントで骨格のあるワインのできるマルシャン村のブドウ、そして、肉付きの良いふくよかなワインのできるクリュ・ボジョレーのレーニエに隣接するランティニエ村のブドウ、その2つの良い特徴をうまくアッサンブラージュしたのがこのボジョレー・ヴィラージュだ。
2019年は歴史的な猛暑に見舞われた年。
だが最終的にはとてもバランスの良いスマートなワインに仕上がった。
アッサンブラージュ比率は、前年がマルシャン村のブドウ 80%、ランティニエ村のブドウ20%だったのに対し今回は50：50。また、2つのテロワールの特徴をより際立たせるために、酸のあるマルシャン村のブドウはタンクでフレッシュに仕上げ、ボリュームのあるランティニエのブドウは樽熟によりアルコールの角を落としながらスマートに仕上げ、最後にアッサンブラージュした。
出来上がったワインは、赤い果実とタバコの葉のような控えめな樽の香りが絶妙に融合しとても官能的！
味わいはスマートかつ果実味が艶やかで、アルコール度数13%とは思えない上品なみずみずしさがある！
特に、後半からジワっと広がる酸とミネラルの滋味深さが複雑で心地よく、品質的にはヴィラージュを優に超え間違いなくクリュ・ボジョレーに匹敵するようなスーパーヴィラージュだ！


グロゼイユの赤い果実にバラの高貴な香りやタバコの葉のスモーキーな香りが重なる。
ワインはチャーミングで滋味深く、みずみずしく艶やかな果実味にキュートな酸、ほんのりビターで鉱物的なミネラル、キメの細かいタンニンが溶け込む！

収穫日9月20日と前年よりも2日遅い。
収量は45hL/haと前年よりも50%増！
標高400mの急傾斜にあるマルシャン村のブドウ50%とクリュ・ボジョレーのレーニエに隣接するランティニエ村のブドウ50%のアッサンブラージュ！
エチケットのデザインは、赤丸がボリューム豊かなランティニエ、青丸が清涼感のあるマルシャンを表し、互いが生き生きと弾け合うCroquant（ピチピチとした）なワインという味わいの軽快さを表現している！
SO2は瓶詰め時に15mg/L添加。
ノンフィルター！