フランス、ロワール
品種： ピノノワール、ガメイ、ピノムニエ、カベルネフラン、ガスコン
発泡ロゼワイン
樹齢： 24年～37年
土壌： シリス（硅砂、硅石）
一次発酵・熟成： 自然酵母ファイバータンクで3週間＆古樽で12ヶ月熟成
二次発酵・熟成： 2020年の発酵中のガメイを添加後瓶内で18ヶ月
デゴルジュマン： 2022年1月

トップキュヴェ「ランスミ・デュ・ヴィラージュ」の区画のブドウでつくったペティアン・ナチュレル。
レイナルドがランスミのブドウを使用するのには2つ理由があり、ひとつにはシリス土壌から来るタイトなミネラル感が泡に合っているということと、もう一つは一番種類の多いランスミのブドウから今年の自然酵母の働きを占うという意味で毎年泡をつくり続けているが、酵母の働きという点においては、一次発酵が3週間と短期間で終わり幸先の良いスタートとなった。
出来上がったワインは、最初の開けたてに若干還元臭を感じるが、すぐに飛び、後からイチゴやリュバーブなどの香りが上がる！
泡立ちは 4.6bar とシャンパーニュに迫るガス圧があるが、実際のタッチは優しく細かい泡がきれいに溶け込んでいる！
まったりと甘酸っぱいエキスと滋味深いミネラルとのバランスも良く、余韻に残るほのかな苦みが食欲をそそる！
アペリティフはもちろん、食中からデザートまでこれ1本で通せそうな、飲んでいて飽きの来ないペティアンだ！

フレッシュなイチゴやリュバーブの香りやドライイチジク、カシューナッツなどの還元的な香りもある。ワインはピュアかつミネラリーで、透明感のある優しいイチゴのようなエキスに鉱物的で滋味深いミネラルと繊細な泡立ちがきれいに溶け込む！

収穫日はティラージュに使ったガメイが2020年9月4日と早く、それ以外は2019年9月8日～20日と前年とほぼ同じで、収量も40hL/haと前年とほぼ同じだった！
セニエではなく直接プレス！
二次発酵はクレマン・ナチュレル方式で、ティラージュにはショ糖を使わず、ガメイ2020年の発酵中のジュースを添加している！
ガス圧4.6気圧。
残糖は1.6g/Lのエクストラブリュット！
SO2無添加！ノンフィルター！