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アルザス・シャンガラ 2020 1L / ガングランジェ
( Alsace Changala / Ginglinger ) 8549

¥3,850 税込
商品コード: nomal
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フランス、アルザス、ファッフェンハイム
品種: ピノブラン30%、その他の全ての白ブドウ品種のプレス70%
白ワイン
樹齢: 47年平均
土壌: グレ・ローズ(ピンクの小石)混じりの石灰質・粘土質
マセラシオン: 30Lの袋に入ったゲヴュルツトラミネールを2ヶ月アンフュージョン
醗酵: 自然酵母で2ヶ月
熟成: 25hLのフードルで12ヶ月
容量: 1000ml

白ブドウの各品種をプレスした際に出る澱の部分を全てかき集めピノブランとアッサンブラージュしたガングランジェのエデルツヴィッカー。2020 年はさらに30Lの網袋に入れたゲヴュルツのブドウを発酵中のワインに漬け込みアンフュージョンを試みた。
前回同様、瓶詰めしたばかりのワインにオイルのような糸引きが見られたため急きょ出荷を止め、糸引きが消えるまでドメーヌの倉庫で1年寝かせてからリリースした。
出来上がったワインは、ゲヴュルツのアンフュージョンの効果もあるのか金柑やモミの木など香りが華やかで、昆布ダシのような旨味と強かな酸が口に広がり余韻も長い!
さすが澱の部分を集めただけあり、味わい深く複雑で飲みごたえのあるワインに仕上がっている!
ガングランジェのラインナップの中では一番入り口となるテーブルワインとしての位置付けであるシャンガラだが、品質的には間違いなくACアルザス以上のポテンシャルを持つ超コストパフォーマンス高なワインだ!

キンカンの甘酸っぱい香りにモミの木やユーカリの爽やかな香りが重なる。
ワインはピュアかつミネラリーで、オレンジのような柑橘系のエキスに昆布ダシのような旨味と線の細い強かな酸、チョーキーなミネラルがきれいに溶け込む!

収穫日は8月27日~9月20日と前年よりも1~3週間早い!
収量は45hL/ha平均と前年に比べ45%増!
残糖0.5g/Lの完全辛口!キュヴェ名の「シャンガラ」はアルザス語でジャンのことを示し、ピノブランと各品種のプレスの最後の澱混じりのジュースをアッサンブラージュし仕込んでいる!
SO2無添加!ノンフィルター!

ドメーヌ・ガングランジェ
Domaine Ginglinger


アルザス地方のコルマール市から南に10km ほど南下した小さな村ファッフェンハイムにジャン・フランソワのワイナリー「ドメーヌ・ガングランジェ」がある。
ドメーヌの西側は傾斜の急な丘陵地が南北 170kmに渡り連なり、東向きに面したアルザスワインの銘醸地が帯のように連なる。その丘の中腹に彼のブドウ畑は集中する。
気候は半大陸性気候で、西のボージュ山脈が海洋性気候をせき止める影響で風は穏やかだが、一年中乾燥しており、冬は寒く、夏は非常に暑い。春秋は朝夕の気温の寒暖差で付近を流れるライン川の支流からしばしば霧が運ばれる。

ジャン・フランソワの父がすでにブドウ栽培農家だったので、物心ついた時から父の仕事を手伝っていたという。醸造の学校を卒業して1990 年、老齢のため半引退となった父の後を継ぐ。
引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って生計を立てていたが、1996年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に目覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。翌年の1997年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会に参加し、 以降、畑の農法にビオディナミを取り入れることとなる。
(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)1999年、父の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、自らのワインを作り始める。
同年、エコセールの認証、そして、2001 年にデメテールの認証を取得し現在に至る。

現在、ドメーヌはオーナーであるジャン・フランソワが一人で管理している。( 仕事が間に合わない時は時々季節労働者数人が手伝いに入る)
彼の所有する品種は、赤はピノノワール、白はリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ピノブラン、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールである。
畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、土壌とブドウの樹にとっての最高のバランスを常に追い求める。
ビオディナミはもちろん畑だけではなく、瓶詰タイミングなどの醸造面にもおよぶ。
アルザスの伝統大樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵母、酸化防止剤も最小限に抑えられた、いわば自然派タイプのワインを作る。

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