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VdF プティ・ルージュ・ド・ラ・コート・ウエスト・ルージュ 2020 / ヴァンサン・トリコ
( Petit Rouge de la Cote Ouest Rouge / Vincent Tricot ) 8517

¥4,598 税込
商品コード: nomal
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フランス、オーヴェルニュ
AOC: ヴァン・ド・フランス
品種: ガメイ・ドーヴェルニュ100%
赤ワイン
樹齢: 48年と56年
土壌: 粘土石灰
面積: 0.3ha
収量:
収穫:手摘み
標高: 450m
畑の向き: 西
酵母: 自生酵母 
発酵・熟成: 80%は除梗し21日間醸し空気圧式圧搾
セメントタンクで発
アンフォラと古樽でマロラクティック発酵・熟成
無濾過・無清澄/瓶詰め:2022年5月
SO2: 無添加 トータル:0mg/L未満
アルコール度数: 13.5%

粘土石灰に育つ樹齢48年と56年のガメイを80%除梗し21日間醸し後セメントタンクで発酵しプレス、アンフォラと古樽でマロラクティック発酵・熟成しました。
鮮やかな紫を帯びたガーネット色、ブラックチェリーや湿った土、スモーク香を感じます。
ワイルドな力強いイメージで引き締まったタンニンに酸味と苦味の均衡がとれ、スムーズなテクスチャーに中程度の余韻が拡がります。

ヴァンサン・トリコ
Vincent Tricot


ヴァンサン・トリコ氏は1972年生まれの若き醸造家。
南仏でワインを11年作っておりましたが、いよいよ独立の時期が到来、しかし選んだ地は奥様の実家の近くオーヴェルニュ地方でした。
しかしそれは彼にとってChance到来の選択です。この地で長い間(1971年~)無農薬で畑を守っていた、Claude Prugnard氏の所でお手伝いをし、彼もそろそろ年齢的理由で引退を決心。
彼の子供がワイン作りに興味はなく、残念ながら畑を手放なさなければならなくなりました。
しかし最後に彼のワイン作りを手伝ったヴァンサンの情熱に惚れ、彼に畑とシェ(醸造所)を譲り、2000~2002年は金銭的理由で借りておりましたが、2003年に購入、名実ともにオーナーとなり自分のワインを作り始めました。
畑は全部で4.60ha、内訳は3.30haのGamay、0.70haのChardonnay、そして何と0.60haのPinot Noirなのであります。
昔この地では沢山のピノ・ノワールが植わっておりましたが、近くのBourgogneの関係で泣く泣く葡萄の木を抜かなくてはならないほど、経済的ダメージを受けたこの地で、頑なに守られてきたPinot Noir。
これからもっとPinot Noirを植えていきたい!と夢を語っておりました。
どうして大変なBIOを選んだのですか?との問いに自然が大好きだからと…。皆BIOの実践者は同じような答えが返ってきます。意地悪な私は「女性は都会が好きだけど奥様の反対はなかったですか?」との問いに、彼女のお父様もボジョレーでネゴシアンをしていたから、田舎暮しやワインへの理解は大丈夫です。と仲の良い御夫婦です。
醸造的には実は辛口の私はまだまだ納得してませんが、将来性あふれる醸造家、彼の今後の活躍に期待したいと思います。

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