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ヴォルネイ 1er レ・リュレ 2020 / シャソルネイ
( Volnay 1er Cru Les Lurets / Chassorney ) 8389

¥12,430 税込
商品コード: nomal
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フランス、ブルゴーニュ、サン・ロマン
品種: ピノノワール 赤ワイン
樹齢: 63年平均
土壌: 粘土質・石灰質
マセラシオン: セミマセラシオンカルボニック 木桶タンクで25日間
醗酵: 自然酵母で3ヶ月
熟成: 卵型セメントタンク7hLで12ヶ月、ステンレスタンクで3ヶ月

ミュールやドライプルーンの黒い果実に甘草、キャラメルの甘い香りが重なる。
ワインはリッチかつ濃厚でボリュームがあり、コクのある凝縮した果実味に溶け込んだ鉱物的なミネラル、キメの細かいタンニンの収斂味が骨格を形成する!

収穫日は2020年8月27日。収量は35hL/ha!
レ・リュレとロンスレは標高も畑の方角も土壌の性質も全く同じ!
いつもはレ・リュレの方がロンスレよりも繊細で女性的だが、今回も前年同様にリュレの方が力強く仕上がっている!
畑面積は0.25 ha。
ピュアな味わいを引き出すため卵型セメントタンクを使用!

シャソルネイ フレデリック・コサール
Chassorney Frederic Cossard


現オーナーであるフレデリック・コサールが自らドメーヌ・ド・シャソルネイを立ち上げたのは1996年。
当時、ワインとは無縁の酪農の家系で育ったフレデリックは、厳格な父親の影響の下、家業を継ぐために ENIL(国立乳産業学校)で乳醗酵を学ぶ。
学校を卒業後、父親の命令で、ボストン近郊にある乳製品会社Bongrainに 2年間の研修予定で無理やりアメリカに旅立つも3週間でフェードアウト。
その後、家業を継がないことを決めた彼は、父の下を離れ以前から興味のあったワインの世界に裸一貫で飛び込む。
その時、23歳だった彼は、ボーヌとサヴォワの醸造学校でワインを学び、最小限の投資でクルティエの仕事を始める。
何も伝のない中、紙と鉛筆と電話と車だけで片っ端からブルゴーニュのドメーヌの門を叩き、粘り強くワインの交渉に当たり次第に顧客の信用を勝ち得るようになる。
途中、ニュイ・サン・ジョルジュのネゴシアンでワインのブレンドを担当しながら10年間クルティエ業を勤める。
その間、「ブルゴーニュのワインは全て飲み尽くした」という彼は、自らの理想のワインをつくるために、ドメーヌ立ち上げを決意する。
1996年、彼は義理母(当時)と一緒に念願のドメーヌを立ち上げる。
2005年、新たにワイン醸造所を建設し、その翌年にネゴシアン・フレデリック・コサールをスタートし現在に至る。

現在、フレデリックは10haの畑を5人で管理している。( 繁忙期は季節労働者が数人手伝う。)
彼の所有するブドウ品種は、ピノノワール、シャルドネ、アリゴテで、樹齢は若いもので8年。
平均樹齢が50年で、古樹になると樹齢が80年に達する。彼の提唱するVin Vivant (活きているワイン)をいつかグランクリュで表現することを目標にしながら日々探究に絶えないフレデリック。
2000年から畑のプレパラシオンに病気の耐性を強化するホメオパシーを取り入れ、ブドウの活性化を図る。
醸造面でも、粒単位での選果、SO2無添加、ノンフィルター、徹底した温度管理、地中カーヴの増設など、大胆でありながら繊細にして努力家の彼は、良い品質のワインをつくるために支払う代償は全く惜しまない。

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