イタリア、ラツィオーヴィテルボールブリアーノ
品種： トレッビアーノトスカーノ、プロカーニコ、ヴェルメンティーノ、他
白ワイン
アルコール度： 11.5％

樹齢9年。
成熟の早 いヴェルメンティーノのみを先に収穫し果皮と共に3日間、その他のブドウはすぐに圧搾し、醗酵が進んだモストに加えて醗酵、古樽にて醗酵、熟成。
2019年は雨が多く過酷なヴィンテージ。
熟成によってバランス感、酸を主体にした軽やかさ、飲み心地。
冷涼なヴィンテージの魅力が詰まった素晴らしい白。

オルヴィエート近郊に存在する地ブドウを、彼女の敬愛する造り手「Le Coste レ コステ」、ジャンマルコの哲学そのままに、一切の介入を 行わずボトリングされる白。
2018年、2019年と厳しい収穫が続いたコルヴァジャッラの畑。
ワインの状況を見て、収穫に恵まれた 2020年を、前回 先にリリースさせていただきました。
線が細く酸の高い 2019年は、前回試飲した段階ではまだかなり不安定な状態。
しかしあれからまだ半年ほどなんですが、予想以上に良くなっていました！
ヴィンテージ的に果実味はやや控えめで、醗酵に苦戦したことを物語る揮発酸。
しかし、約2年の休息期間によって、ボトルの中で素晴らしくバランスがとれていました。
コルヴァジャッラらしい柑橘をイメージする酸と、厚みのある酒質、飲み心地の良さがたまらないビアンコ。
ただ、決してそれだけでは終わらない、抜栓してからのドキドキ感も忘れない（汗）、いつも通り魅力的な白です！