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メトード・アンセストラル・ラ・ビュル・ルージュ 19-20 / レ・カプリアード
( Methode Ancestrale La Bulle Rouge / Les Capriades ) 8080

¥4,092 税込
商品コード: nomal
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産地: フランス>ロワール>トゥーレーヌ >モントリシャール
品種: ガメイドブーズ、ガメイフレオー、ガメイショードネイ80%、ガメイドボジョレー20%
メトード・アンセストラル発泡白ワイン
樹齢: 54年平均
土壌: 粘土質・シレックス・ 石灰質
一次発酵: ファイバータンクで3ヶ月発酵させスティルワインのまま11ヶ月熟成
二次発酵・熟成: 2020年のガメイを2019年のワインに20%加え瓶内で14ヶ月
デゴルジュマン: 2019年11月

2019年は、猛暑によりアルコールのボリュームが上がり、酸が不足した年。
醸造途中で酸の不足によりバランスの悪いペティアンになりそうだと判断したパスカルは、思い切って2019年をいったん完全発酵させスティルワインに仕立てた。
そして、翌年ガメイ・ド・ボジョレーを早摘みし、その酸の高いジュースを瓶内二次発酵のティラージュとして2019年のワインにアッサンブラージュし、クレマン・ナチュレル方式でペティアンを仕上げた!
出来上がったワインは、いつもの甘みのあるビュル・ルージュとは違い超辛口で骨格があり、よりワインを感じるVineux(赤ワインのような)な味わいに仕上がっている!
ちなみに、パスカル自身クレマン・ナチュレルの方式でペティアンをつくるのは初めてで、当初は泡が予想通りできるか、味わいのバランスが崩れないか等、当初は色々心配が絶えなかったようだ。
「残糖6.4g/L しかない中で赤の味わいのバランスの良いペティアンを実現させるのは至難の業。
だが、出来上がったワインは当初の予想を超え、結果的に驚くほど超絶妙なハーモニーに収まった!」 とのこと。
パスカル自身も太鼓判を押す奇跡のビュル・ルージュだ!

フランボワーズ、ザクロの赤い明るい果実の香りや赤バラの高貴な香り。
ワインはドライかつ清涼感があり、旨味のあるみずみずしい果実味をタイトな酸と収斂味のある繊細なタンニン、キレのある泡が引き締め骨格を支える!

収穫日はガメイタンチュリエが2019年9月19日~21日、ガメイドボジョレーが2020年8月25日。
収量は35 hL/ha。残糖は6.4 g/Lと超辛口に仕上がっている!
2019年のタンチュリエに2020年のガメイドボジョレーを加え泡に仕上げた!
ブドウはシルヴァン・リーストとジャン・クリストフ・ジェゼケルから!
ワイン名はTeinturier(タンチュリエ)と呼ばれる果肉の赤いガメイでつくられているため、La Bulle Rouge(赤い泡)と名付けた!
SO2無添加!ノンフィルター!

レ・カプリアード
Les Capriades


生産地
トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って進み、途中ロワールの古城で有名なシュノンソー城を通り過ぎ、さらに10kmほど東に進むと、今は廃墟と化した長方体の中世の城塞がひときは 威厳を放つモントリシャーの町が見えてくる。
その町から川を挟んだ南境界線付近にパスカル・ポテールのドメーヌがある。総面積2.4haのドメーヌの畑はテゼ、プィエ、アンジェ、ファヴロル等、シェール川周辺の4つコミューンにあり、その他、ネゴシアンの畑5.6haがサンジュリアン、サンジョルジュ、マレイユと半径10km内のドメーヌ周辺に点在する。
気候は海洋性気候と大陸性気候のちょうど境目に位置し、年間を通 して雨が少なく夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候と、シェール川がもたらす複雑なミクロクリマが互いに 影響し合う。

歴史
現オーナーパスカル・ポテールがワインづくりの世界に入る以前は、ル・マンにある大型惣菜雑貨屋のワイン売り担当とし働いていた。
以前からワインづくりに興味を抱いていたパスカルは、1995年に惣菜雑貨屋を 辞め、ジャニエールで当時ビニョロンで旧友でもあったニコラ・ルナールと一緒に畑を借りてドメーヌを立ち上げる。
1997年の終りに畑所有者と折り合いがつかなくなった彼らは、翌年の1998年にヴヴレーに移り、 当時ポニアトウスキー公爵が所有していたクロ・ボードアンの畑の醸造栽培責任者として迎え入れられる。
2001年にニコラ・ルナールがクロ・ボードアンを辞めルメール・フルニエに移った翌年、パスカル・ポテールもドメーヌを去る。
2002年から新井順子氏のドメーヌ・デ・ボワルカで醸造栽培責任者として働き、それと平行して彼自らも2003年から1.5haの畑と醸造所を手に入れワインをつくり始める。
2005年にボワルカを退職後、正式にドメーヌ・レ・カプリアードを立ち上げる。
2005年から季節労働者として毎年収穫等に参加したモーズ・ガドゥッシュが2010年本格的にドメーヌのメンバーに入る。
そして、2011年9月、モーズ・ガドゥッシュと共に共同経営として、ドメーヌとネゴシアンも兼ね備えた新生レ・カプリアードを立ち上 げ現在に至る。

生産者
現在、パスカル・ポテールは2.5haの畑を1人、そして5.6ha分のワインの醸造をモーズ・ガドゥッシ ュと2人で管理している。
彼らの所有するブドウ品種は、シャルドネ、シュナン、ムニュピノ、ガメイ、コーの5種類がドメーヌ、ネゴシアンを合わせるとソービニヨンブラン、カベルネフランと合計7つの品種でワインをつくっている。
仕事は基本的には分担制で、パスカルが栽培から醸造まで全責任を負い、モーズは醸造の手伝い、その他ワインのコマーシャル、会計、書類関係全てを担当する。
彼は一切ワインの学校に通って おらず、ワインづくりの基本は全て実践と独学から習得している。
教科書にとらわれない自由な発想を持ちながらも、基礎はしっかりと押さえている彼のワインスタイルは、繊細で地味ながらも味わいに独特な個性があることから、特にワイン生産者やカーヴィストなどその道のプロの評価が高い。
ペティアン・ナチュレルに至っては、ティエリ・ピュズラやミッシェル・オジェをはじめ多くの大御所ヴィニョロンが、彼につくり方のアドバイスを請うほど定評があり完成度が高い。

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