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メトード・アンセストラル・ピノーズ・ピノノワール・ロゼ 2019 / レ・カプリアード
( Methode Ancestrale Pynoz Pinot Noire Rose / Les Capriades ) 8079

¥4,598 税込
商品コード: nomal
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産地: フランス>ロワール>トゥーレーヌ >モントリシャール
品種: ピノノワール100% 
発泡ロゼワイン(中辛口)
樹齢: 33年
土壌: 泥土状粘土質・シレックス
一次発酵: 自然酵母 ファイバータンクで1ヶ月半
二次発酵・熟成: 瓶内で25ヶ月
デゴルジュマン: 2021年12月

2019年は、ピノドニスをアッサンブラージュせずピノノワール100%で仕込んでいる!
ピノーズをつくり始めて以来、毎回アッサンブラージュする前のピノドニスとピノノワールを試飲し、パスカルが気づいた事は、それぞれの品種に明確な個性があり、それはお互いを補う必要もないくらい長所が突出しているということだった。
そして、モーズと話し合った結果、今回試験的に別々に仕込みそれぞれの品種の個性を最大限に活かした方が良いのではという結論に至った。
彼曰く、品種の特徴としてピノドニスは香りが華やかで酒質もどちらかと言うとフルーテ ィーなのに対し、ピノノワールは香りが控えめだが、ワインに奥行きと骨格があり、よりミネラルをしっかりと感 じる味わいに仕上がるとのこと。
出来上がったワインは、2019年が日照りの年により酸が少なかったため、相対的に甘みのあるまろやかな味わいに仕上がっているが、ピノノワールの特徴であるフィネスあるミネラルは健在で、キメの細かいムース、そしてスレンダーな酸と共に骨格を上品に整える!
また、ピノノワール100%だからなのか、全体的な香りの雰囲気が、シャンパーニュのブラン・ド・ノワールを彷彿させるところがとても興味深い!
なお、 今後のピノーズは、基本的に2つの品種を分けて個別にリリースし、収量が極端に少ない年はアッサンブラージュするというミレジムの状況に合わせてフレキシブルに対応するとのこと。

イチゴジャム、桜餅の甘い香りやスズランのような白い花の香り。
泡立ちはまろやかでほのかな甘みと気品のある爽やかなエキスがあり、線の細い繊細な酸と滋味深いミネラルをキメの細かいムースが包み込む!

収穫日は9月15日。収量は夏の日照りによ り25 hL/haと50%減!残糖は19.9g/L。
2019年からピノーズはピノノワールとピノドニスの2種類が別々にリリースされることとなった!
ブドウはジャン・クリストフ・ジェゼケルから!
ワイン名の「Pynoz」は中世のピノノワールの綴りから取った!
SO2無添加!ノンフィル ター!

レ・カプリアード
Les Capriades


生産地
トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って進み、途中ロワールの古城で有名なシュノンソー城を通り過ぎ、さらに10kmほど東に進むと、今は廃墟と化した長方体の中世の城塞がひときは 威厳を放つモントリシャーの町が見えてくる。
その町から川を挟んだ南境界線付近にパスカル・ポテールのドメーヌがある。総面積2.4haのドメーヌの畑はテゼ、プィエ、アンジェ、ファヴロル等、シェール川周辺の4つコミューンにあり、その他、ネゴシアンの畑5.6haがサンジュリアン、サンジョルジュ、マレイユと半径10km内のドメーヌ周辺に点在する。
気候は海洋性気候と大陸性気候のちょうど境目に位置し、年間を通 して雨が少なく夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候と、シェール川がもたらす複雑なミクロクリマが互いに 影響し合う。

歴史
現オーナーパスカル・ポテールがワインづくりの世界に入る以前は、ル・マンにある大型惣菜雑貨屋のワイン売り担当とし働いていた。
以前からワインづくりに興味を抱いていたパスカルは、1995年に惣菜雑貨屋を 辞め、ジャニエールで当時ビニョロンで旧友でもあったニコラ・ルナールと一緒に畑を借りてドメーヌを立ち上げる。
1997年の終りに畑所有者と折り合いがつかなくなった彼らは、翌年の1998年にヴヴレーに移り、 当時ポニアトウスキー公爵が所有していたクロ・ボードアンの畑の醸造栽培責任者として迎え入れられる。
2001年にニコラ・ルナールがクロ・ボードアンを辞めルメール・フルニエに移った翌年、パスカル・ポテールもドメーヌを去る。
2002年から新井順子氏のドメーヌ・デ・ボワルカで醸造栽培責任者として働き、それと平行して彼自らも2003年から1.5haの畑と醸造所を手に入れワインをつくり始める。
2005年にボワルカを退職後、正式にドメーヌ・レ・カプリアードを立ち上げる。
2005年から季節労働者として毎年収穫等に参加したモーズ・ガドゥッシュが2010年本格的にドメーヌのメンバーに入る。
そして、2011年9月、モーズ・ガドゥッシュと共に共同経営として、ドメーヌとネゴシアンも兼ね備えた新生レ・カプリアードを立ち上 げ現在に至る。

生産者
現在、パスカル・ポテールは2.5haの畑を1人、そして5.6ha分のワインの醸造をモーズ・ガドゥッシ ュと2人で管理している。
彼らの所有するブドウ品種は、シャルドネ、シュナン、ムニュピノ、ガメイ、コーの5種類がドメーヌ、ネゴシアンを合わせるとソービニヨンブラン、カベルネフランと合計7つの品種でワインをつくっている。
仕事は基本的には分担制で、パスカルが栽培から醸造まで全責任を負い、モーズは醸造の手伝い、その他ワインのコマーシャル、会計、書類関係全てを担当する。
彼は一切ワインの学校に通って おらず、ワインづくりの基本は全て実践と独学から習得している。
教科書にとらわれない自由な発想を持ちながらも、基礎はしっかりと押さえている彼のワインスタイルは、繊細で地味ながらも味わいに独特な個性があることから、特にワイン生産者やカーヴィストなどその道のプロの評価が高い。
ペティアン・ナチュレルに至っては、ティエリ・ピュズラやミッシェル・オジェをはじめ多くの大御所ヴィニョロンが、彼につくり方のアドバイスを請うほど定評があり完成度が高い。

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