フランス、ロワール
品種： シャルドネ80%、サヴァニャン20%
白ワイン
樹齢： 8年～20年
土壌： 花崗岩・粘土質
マセラシオン： なし
醗酵： 自然発酵で60日間
熟成： 50%フードル10hL、30%卵型セメントタンク7hL、20%アンフォラ8Lシュール・リーで10ヶ月

2019年からジェロームが同じラ・ジュスティスの区画に植えた樹齢8年のサヴァニャンがアッサンブラージュされている。
彼曰く、2020年はサヴァニャンが豊作で前年よりも若干アッサンブラージュ比率が上がった分、香りや味わいに香ばしさや繊細で重心の低い酸などサヴァニャンの品種の特徴が感じられるとのこと！
前回はアンフォラ100%で仕込んだが、今回はアンフォラのひとつにひびが入り使用できなくなったため、急きょ代わりとしてフードルと卵型セメントタンクを使用した。
出来上がったワインは、エキスが上品かつミネラリーで北のワインらしい涼しさもあり、滋味深く潮の風味を感じる味わいはまるで上品なシャブリを彷彿させる！
ちなみに彼曰く、ラ・ジュスティスは特にフランス国内の星付きレストランで引きの強いワインだそうだ。

黄リンゴなどの白い果実にハチミツ、カシューナッツなどの甘く香ばしい香りが重なる。
ワインはピュアかつエレガントで、透明感のある滑らかなエキスに塩気のあるダシのような旨味と滋味深いミネラル、繊細な酸がバランス良く詰まっている！

収穫日は8月30日と前年よりも2週間近く早い！収量は40hL/ha。
前年同様に植樹したサヴァニャンがアッサンブラージュされている！
イタリア製のアンフォラで仕込んだ、ガイアに次ぐジェロームのトップキュヴェ！
ワイン名La Justiceは畑の区画の名前から！
SO2は発酵終了時と瓶詰め時に合計20mg/L添加。軽くフィルター有り。