フランス、ロワール
品種： ミュスカデ 白ワイン
樹齢： 43年平均
土壌： 斑レイ岩・粘土質
マセラシオン： なし
醗酵： 自然発酵で45日間
熟成： ステンレスタンクシュールリーで9ヶ月

2020年は、初めて8月に収穫したブドウが記録的な早熟の年で、収量にも恵まれた。
ジェローム曰く、2020年は前年よりも若干酸味がまろやかだが、スタイルは前年と良く似てとてもみずみずしく、フレッシュなワインに仕上がっているとのこと！
また、酸味を補うためにいつもよりも少しガスを残しているそうだ。
試飲をした感想は、開けたての香りの立ちが良く、ライムや白い花の香りや潮の香りとてもが華やか！
味わいはフレッシュで塩気と斑レイ岩（ガブロ）の土壌から来る上品な苦みが効いていて、和食やシンプルな魚介料理にピッタリなワインだ！
ちなみに、このセーヴル・エ・メーヌはただのセーヴル・エ・メーヌではなく10あるクリュの一つGorges（ゴルジュ）の区画のブドウが何と8割以上入っている！
「ヴィエーユ・ヴィーニュではないからGorgesと謳っていない」とジェロームは言うが、すでに樹齢の平均は40年を超えている！何とも贅沢なワインだ！

ライムやグレープフルーツなどの柑橘系に潮の香りが重なる。
ワインはピュアかつフレッシュで、透明感のあるみずみずしいエキスに塩気のある旨味、軽快な酸、ほんのり苦みのあるミネラルがきれいに溶け込む！

収穫日は8月28日と前年よりも2週間以上早い！収量は45 hL/ha。
SO2は発酵終了時と瓶詰め時に合計20mg/L添加。
軽くフィルター有。マロラクティック発酵100%！