フランス、ブルゴーニュ
品種： シャルドネ
白ワイン
樹齢： 17年
土壌： 粘土質・石灰質
マセラシオン： 圧搾時に一昼夜の浸漬
醗酵： 自然酵母で1ヶ月
熟成： 古樽で13ヶ月

この年が最後のヴィンテージとなるラ・シャテニエール。
ジャン・ジャック曰く、畑が急勾配な南向きの斜面にあり毎年ボリューム豊かなワインが出来上がるが、2018年はさらに猛暑と日照りが重なったため、収穫したブドウはどれも小粒で果皮が厚く、収量が思っていたほど取れなかったとのこと。
だが、品質的には有終の美を飾るにふさわしいエネルギー溢れるワインに仕上がっている！
味わい的には、残糖がゼロにもかかわらずハチミツのようなアルコールから来るほんのりとした甘さがあり、透明感のあるふくよかなエキスは、口に長く含むほど濃厚な旨味がどんどん増してくる！
また、さすがは丘をひとつ越えたグラン・クリュの「ル・モンラッシェ」と同じ石灰層にある畑だけあって、ミネラルがとても繊細でフィネスがあり、ボリューム豊かなエキスを陰でしっかりと支えている！
今飲んでも十分に飲みごたえがあり美味しいが、ポテンシャルがあるので、少し寝かせて果実のボリューム感が落ち着いた頃に開けてみたいワインだ！

黄桃、カリン、リンゴのジャムなど果実の熟した香りやハチミツ、黒糖など甘い蜜の香り。
ワインはピュアかつボリューム豊かで、透明感のあるまったりとしたエキスに凝縮した旨味とチョーキーなミネラルがきれいに溶け込む！

収穫日は9月15日。収量は日照りにより24 hL/haと40%減！
ワイン名は区画の名前。
畑は南斜面にあり、薄い粘土の表層のすぐ下にぶ厚い石灰岩盤が走り、ワインにミネラルとふくよかなボディを与える！
SO2は瓶詰め前に20mg/L。ノンフィルター！