VdF テール・ド・シリス・ブラン 2018 / レイナルド・エオレ
( Terre de Silice Blanc / Reynald Heaule ) 7879
商品コード:
nomal
フランス、ロワール
品種: ムニュピノ60%、シャルドネ20%、残り20%:ピノグリ、リースリング、ロモランタン、ソーヴィニョンブラン
白ワイン
樹齢: 5年~23年
土壌: シリス(硅砂、硅石)
マセラシオン: なし
醗酵: 自然酵母ファイバータンクで3~5週間
熟成: 古樽600L、228Lで30ヶ月
2018年はブドウが早熟の年。
品種の構成は前年同様シャルドネ、ソーヴィニョンなどの早熟品種の量が少なく、それ以外の晩熟品種の割合が多い。
また、この年から新たに植樹した5年目のリースリングが5%ほどアッサンブラージュされている。
前回レイナルドは、当たり年のテール・ド・シリスの理想のイメージを図形にすると丸と三角、つまり、最初に丸く完熟した果実のふくよかなエキスが口に広がり、後から三角のように尖った酸とミネラルが余韻をタイトに締めるようなかたちが理想と説明していたが、今回の2018年を彼は、酸がまろやかな分、ミネラルがタイトに集約するのではなく口の中で拡散するイメージから丸と四角に例えていた。
確かに、彼の言う通り、最初の口当たりは透明なエキスに丸みを帯びたふくよかさがあり、アフターにつれ塩気のあるミネラルが四角くじわっと広がるような展開がある!
まるで塩の決まったお吸い物のように味わい深いワインだ!
黄リンゴやシトラスの爽やかな香りにアカシアやブリオッシュなどの甘い香りが重なる。
ワインはピュアかつまろやかで透明感のあるエキスに塩気のあるダシのような旨味があり、鉱物的で滋味豊かなミネラルがきれいに溶け込む!
収穫日は9月4日、10日、21日、10月15日。収量は40hL/ha。
ワイン名通り、100%シリスの土壌から出来上がるワインはピュアでクリスタルな味わいが特徴!
醸造は早熟なブドウ同士、晩熟なブドウ同士と分けて仕込み、熟成途中でブレンドしながら最後に全てのワインをアッサンブラージュしている!
SO2無添加!ノンフィルター!