フランス、ロワール
品種： ピノノワール、ガメイ、ピノムニエ、カベルネフラン、ガスコン
発泡ロゼワイン
樹齢： 23年～36年
土壌： シリス（硅砂、硅石）
一次発酵・熟成： 自然酵母ファイバータンクで1ヶ月＆古樽で12ヶ月熟成
二次発酵・熟成： 2019年の発酵中のガメイを添加後瓶内で15ヶ月
デゴルジュマン： 2020年12月

トップキュヴェ「ランスミ・デュ・ヴィラージュ」の区画のブドウでつくったペティアン・ナチュレル。
レイナルドがランスミのブドウを使用するのには2つ理由があり、ひとつにはシリス土壌から来るタイトなミネラル感が泡に合っているということと、もう一つは一番種類の多いランスミのブドウから今年の自然酵母の働きを占うという意味で、毎年泡をつくり続けているのだそうだ。
天然酵母の働きを確かめるために早めに収穫したブドウを使って泡にするのだそうだ。
2018年は初めて8月に収穫したブドウが超早熟な年。
いつものように、完全に発酵の終わったワインに2019年のブドウジュースをティラージュとして加え瓶内二次発酵を行っているが、この年は酵母に勢いがあり、最終的に瓶内のガス圧は5.1気圧まで上がり、デゴルジュマンをして4.3気圧と最高の塩梅に収まった！
出来上がったワインは、泡立ちが細かく上品で、残糖0.4g/L のキレのある超ドライなエクストラ・ブリュットに仕上がっている！
開けたての還元もほとんどなく、塩気のあるタイトなミネラルの旨味が、食欲をそそる！

イチゴ、アセロラ、リュバーブのジャム、オレンジの花、カシューナッツ、枝豆の香り。
ワインはシャープかつタイトで透明感のあるまろやかなエキスに潮の風味があり、心地よい苦みのある鉱物的なミネラルと繊細な泡がきれいに溶け込む！

収穫日はティラージュに使ったガメイが2019年9月17日、それ以外は2018年9月5日、20日。
収量は40hL/ha。
セニエではなく直接プレス！二次発酵はクレマン・ナチュレル方式で、ティラージュにはショ糖を使わず、ガメイ2019年の発酵中のジュースを添加している！
ガス圧4.3気圧の完全辛口！
SO2無添加！ノンフィルター！