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アルザス・ゲヴュルツトラミネール・マセラシオン 2018 / ガングランジェ
( Alsace Gewurtztraminer Maceration / Domaine Ginglinger ) 7875

¥5,995 税込
商品コード: nomal
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フランス、アルザス、ファッフェンハイム
品種: ゲヴュルツトラミネール
白ワイン
樹齢: 9年~22年
土壌: アラゴナイト混じりの石灰質
マセラシオン: スミマセラシオンカルボニック食品用大型ポリタンクで2週間
醗酵: 自然酵母で1ヶ月
熟成: 5hLのフードルで9ヶ月

2018年は、ブドウが早熟で収量にも恵まれた当たり年!
前年同様にグラン・クリュ・シュタイネールの若木のブドウだけを使って仕込んだ。
当時日本に入港したばかりワインは、酒質が強く、口の中が痛くなるほどミネラルのエッジが立っていたので、しばらく倉庫で寝かせることにした。
今回2年以上寝かせて、ミネラルの鋭さが和らいだ頃合いを見計らい、リリースに至った。
グラン・クリュの畑だけあって、ワインは香り高く骨格がしっかりとしていて、長熟を予感させる圧倒的なエネルギーを感じる!
実はこのワインとカラスミを合わせる偶然の機会があったのだが、この組み合わせに鳥肌が立つくらいの感動を覚えた!
開けてから数日経っても味わいが全く落ちず、むしろ香りがどんどん上がってくるようなポテンシャルがあるので、何日かゆっくりと時間をかけて飲んだり、もしくは、料理とのペアリングに合わせるグラスワインとしても重宝しそうだ!

オレンジやパッションフルーツ、ネクターなどのトロピカルな香りとキンモクセイの華やかな香り。
ワインは芳醇かつオレンジのフレーバーが全開で、鉱石剥き出しのスパイシーなミネラルと強かな酸、キメの細かいタンニンの収斂味が余韻を優しく引き締める!

収穫日は9月20日。収量は50hl/haと豊作に恵まれた!残糖は1.7g/L!
ブドウはグランクリュ・シュタイネールの若木から!
VdFで申請を行っているためエチケットにシュタイネールと入れることができない!
SO2無添加!ノンフィルター!

ドメーヌ・ガングランジェ
Domaine Ginglinger


アルザス地方のコルマール市から南に10km ほど南下した小さな村ファッフェンハイムにジャン・フランソワのワイナリー「ドメーヌ・ガングランジェ」がある。
ドメーヌの西側は傾斜の急な丘陵地が南北 170kmに渡り連なり、東向きに面したアルザスワインの銘醸地が帯のように連なる。その丘の中腹に彼のブドウ畑は集中する。
気候は半大陸性気候で、西のボージュ山脈が海洋性気候をせき止める影響で風は穏やかだが、一年中乾燥しており、冬は寒く、夏は非常に暑い。春秋は朝夕の気温の寒暖差で付近を流れるライン川の支流からしばしば霧が運ばれる。

ジャン・フランソワの父がすでにブドウ栽培農家だったので、物心ついた時から父の仕事を手伝っていたという。醸造の学校を卒業して1990 年、老齢のため半引退となった父の後を継ぐ。
引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って生計を立てていたが、1996年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に目覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。翌年の1997年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会に参加し、 以降、畑の農法にビオディナミを取り入れることとなる。
(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)1999年、父の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、自らのワインを作り始める。
同年、エコセールの認証、そして、2001 年にデメテールの認証を取得し現在に至る。

現在、ドメーヌはオーナーであるジャン・フランソワが一人で管理している。( 仕事が間に合わない時は時々季節労働者数人が手伝いに入る)
彼の所有する品種は、赤はピノノワール、白はリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ピノブラン、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールである。
畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、土壌とブドウの樹にとっての最高のバランスを常に追い求める。
ビオディナミはもちろん畑だけではなく、瓶詰タイミングなどの醸造面にもおよぶ。
アルザスの伝統大樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵母、酸化防止剤も最小限に抑えられた、いわば自然派タイプのワインを作る。

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