ビアンコ・イン・ティアーノ 2018 / バイヨラ
( Bianco in Tiano / Bajola ) 7863
商品コード:
nomal
イタリア、カンパーニャーナポリーイスキア島
品種: ヴェルメンティーノ、ヴィオニエ、ソーヴィニヨンブラン、マルヴァジーア ディ リーパリ、インクローチョマンゾーニ
白ワイン
樹齢15年
アルコール度: 12.5%
スクリューキャップ
テラコッタ製の樽で熟成させたビアンコ・イン・ティアーノ。
畑の隣にある農作業小屋を改装し、非 常に狭いですが、小さい樽を置くスペースを確保したフランチェスコ。
ベースのビアンコではできない2つのアイデアを加えた特別なワインとなります。
ビアンコ・フォッリアのタンクより、醗酵が終わったワインを抜き取り、前のヴィンテージをボトル詰めしたテラコッタ製の樽に注ぎ足す。
約10%ほど、今までのヴィンテージのワインとオリを引き継ぎながら、ウイヤージュ(補酒)せずに10カ月の熟成。
途中、フロールによって守られつつ、わずかな酸化熟成を経たビアンコ。
形式は違えど「ソレラシステム」に着想を得て、独自の手法でありながら、イスキアの火山性土壌や潮風、ミネラルをダイレクトに感じる味わい。
醸造からボトル詰めまで、SO2をはじめ一切の添加を行わない。
1つは「熟成」、ボトル詰めするまでにもう少し時間をかける、そしてそこには木のニュアンスをつけたくないけれど、ステンレスやセメントのような密閉性の高い容器ではない、酸素との接触がある容器、テラコッタで作られた樽(形状はバリック225Lと同じ形状)で10か月間熟成。
そしてもう一つは「ソレラ、酸化熟成」テラコッタの樽からはボトル詰めごとに 10%ほどのワインとオリを残し、毎年そこに次の年のワインを入れる。
樽の中で酵母、ワインを受け継ぎ、ヴィンテージを越えたブドウ、土地の表現ができるというもの。
(この2018で4年分のワインとオリを受け継いでいる計算となります。)
ワイン自体がフロール(産膜酵母)を出し、酸化から自己防衛する。
「過去を受け継ぎ、未来を豊かにするワイン」と考えるフランチェスコ。
原酒が全く同じものだとは想像しがたい、液体の密度の高さ、そして奥行き、立体感を持った味わい。
常識や固定観念を、軽々飛び越えるかようなビアンコ・イン・ティアーノ。
生産本数が非常に少ないため、なかなか機会を作ることができませんが、ぜひ一度体験していただきたいワインです。
イスキア島で生まれる「固定観念や常識」を吹き飛ばす造り手、「Bajola バイヨラ」より新しいヴィンテージ をリリースさせていただきます!
醸造においては相変わらず畑の真ん中で、一切のコントロールを行わない漢気溢れる醸造方法。
毎年、ワインが届いた時の緊張感がたまりません!
久しぶりのリリースとなる、テラコッタ製の樽で熟成するビアンコ・イン・ティアーノは、2020年のリリースながら諸事情ありまして、2年近く遅れてリリースとなってしまいました。
ですが今年のバイヨラは、きっと安心して飲んでいただけると思います!