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シャブリ・テロワール・ド・ベル・サン・スフル・マグナム 2017 / シャトー・ド・ベル
( Chablis Terroirs de Beru sans soufre Magnum / Chateau de Beru ) 7790

¥16,170 税込
商品コード: nomal
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フランス、ブルゴーニュ、シャブリ
品種: シャルドネ100%  
白ワイン
アルコール度: 12.5%

通常テロワール・ド・ベル・シャブリには僅かに亜硫酸を添加しておりますが、このマグナムは亜硫酸を添加しておりません。
やや緑がかった中程度の黄色。早生みかんや晩柑などの和柑橘の香りに、ほんのりと花の蜜のような香りが優しく薫ります。
また、キンメリジャン土壌由来の鉱物的なニュアンスと旨味を含んだ様子が香りからも伺い知れます。
優しく柔らかな口当たりで、和柑橘のような果実の風味が旨味を伴いながら広がり、キラキラとした張りのある酸が豊かな風味をしっかりと支えています。すっと体に沁み込むようなストレートな果実の味わいはとても心地良く、ふわりと抜けるみかんの葉などの厚葉やハーブのような爽快な風味がアクセントを与えています。
スッキリとしたタッチとピュアな果実の風味からじんわりとコクや旨味が溢れ出してくるような辛口の仕上がりです。
抜栓以降、数日経過しても崩れることはなく、時間をかけてお楽しみ頂けます。
シャトー・ド・ベル
Chateau de Beru


シャトー・ド・ベルは、シャブリ東部の村人僅か60人の小さな村「BERU」にあり、400年の歴史を有するシャトーです。
このシャトーには、15世紀に作成された世界最古の日時計と暦が(現存するのはこちらと英国ケンブリッジの2つ)残されています。(現在でも使用可能なのはベル村の方だけで、1600年代からベル一族によって維持されています。
父親の代からワインを醸造しネゴシアンに販売していましたが、病のため栽培が出来なくなり近隣の栽培者に全ての畑を貸していました。
父が亡くなってから更に10年貸していた畑は、農薬と除草剤で雑草が生えないような状態となっていました。
現当主のアテネは、2002年まで勤めていたパリの投資銀行を辞め、ボーヌの醸造学校を出るとサヴィニーレボーヌのシャンドン・ド・ブリアーユ(ビオディナミ栽培)で1年働き、自分が目指すビオロジックの基礎を作り上げます。
その後、最先端の技術を駆使してワインを造る南アフリカの生産者で1年研修。発酵温度や酵母、亜硫酸の添加に至る多くのデータを頭に入れ、加えて機械に頼る醸造を習得したアテネは、「自然なワイン造りを実践しないと真のテロワールは表現できない」との結論を持ち帰ります。
2005年にシャトー・ド・ベルを引き継ぎ,現在は実験的に1haを馬で耕し、トラクターを使用した区画との違いを調査しています。アテネのワイン造りは始まったばかりです。
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