フランス、ラングドック
品種： グルナッシュ40%、シラー40%、ムールヴェードル20% 　赤ワイン
樹齢： 26年～36年
土壌： 粘土質・楕円形の石
マセラシオン： ファイバータンクで15日間
醗酵： 自然発酵で18～21日間
熟成： 樽500L（古樽90%、新樽10%）で18ヶ月

2019年は歴史的な猛暑に見舞われた年。
だが、リヨネル曰く、猛暑により途中成熟にブレーキがかかりブドウに酸がしっかりと残ったおかげで、ワインはストラクチャーのはっきりとした上品な味わいに仕上がったとのこと！
樽の味わいが前面に出ないよう、この年から225Lの樽を熟成に使わず容量の大きい500Lの樽だけを使用。
デキュヴァージュの前に取るヴァン・ド・グートは新樽で熟成させた。
出来上がったワインはとてもスマートかつ凝縮した果実味がまろやかで、全ての要素がバランス良くまとまっている！
リヨネル 曰く、上品ながら味わいに立体的な奥行きがあるところが2019年ナヴィスの魅力とのこと！

スミレやバラの花弁などの落ち着いた上品な香りとラベンダーやタイムなどハーブの涼しい香り。
ワインはしなやかかつコクのある凝縮した果実味が染み入るように柔らかく、洗練されたミネラルとキメ細かいタンニンが骨格を形成する！

収穫日は8月20日～9月4日。収量は35hL/ha。
2019年はシラーとムールヴェードルの醸造に全く不安がなかったのでSO2を添加していない！
「ナヴィス」とはオック語で水源という意味。
天然水源のように自然なワインという意味を込めて命名した。
SO2はグルナッシュだけ20mg/L添加。ノンフィルター！