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アルザス・ミュスカ 2020 / ガングランジェ
( Alsace Muscat / Ginglinger ) 8339

¥3,938 税込
商品コード: nomal
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フランス、アルザス、ファッフェンハイム
品種: ミュスカプティグレン50%、 ミュスカダルザス50%
白ワイン
樹齢: 37年平均
土壌: アラゴナイト混じりの石灰質
マセラシオン: なし
醗酵: 自然酵母で4ヶ月
熟成: 10hLのフードルで9ヶ月

2020年は、収穫日が8月終わりという歴史的とも言えるブドウの早熟年だった。
前年は収穫のタイミン グが遅れてしまったためブドウの潜在アルコール度数が14%まで上がり、発酵が途中で止まるのを防ぐた めに急遽アンフュージョンで仕上げたが、今回はその教訓を生かしてブドウの酸が落ちる前に一気に収穫し、アルコール低めのキレのあるシャープな白ワインに仕上げた。
出来上がったワインは、香りがほぼシャインマスカット♪
そこにジンジャーや白いバラなど高貴な揮発系の香りが入り乱れまるで香水みたい!
味わい は、口に入れた途端まるで生レモンを口に頬張ったようなフレッシュな酸が突き抜け、後から塩気のあるみずみずしいエキスが程よく口を満たす!
これはもうピンポイントで生ガキと合わせたくなるワインだ!

シャインマスカットや青リンゴなど華やかな香りに白い花の爽やかな香りが重なる。
ワインはピュアかつ鼻に抜ける白いバラの香りが官能的で、柑橘系の苦みと塩気のあるスレンダーなエキスをレモンのようなシャープな 酸がタイトに引き締める!

収穫日はミュスカプティグレンが8月27日、ミュスカダルザスが9月3日。
収量は50 hL/ha。残糖は0.2g/Lの完全辛口!
ミュスカプティグレンはアル コールのボリュームと骨格、ミュスカ ダルザスは酸のフレッシュさと軽快さをワインに与える!
SO2無添加!ノンフィルター!

ドメーヌ・ガングランジェ
Domaine Ginglinger


アルザス地方のコルマール市から南に10km ほど南下した小さな村ファッフェンハイムにジャン・フランソワのワイナリー「ドメーヌ・ガングランジェ」がある。
ドメーヌの西側は傾斜の急な丘陵地が南北 170kmに渡り連なり、東向きに面したアルザスワインの銘醸地が帯のように連なる。その丘の中腹に彼のブドウ畑は集中する。
気候は半大陸性気候で、西のボージュ山脈が海洋性気候をせき止める影響で風は穏やかだが、一年中乾燥しており、冬は寒く、夏は非常に暑い。春秋は朝夕の気温の寒暖差で付近を流れるライン川の支流からしばしば霧が運ばれる。

ジャン・フランソワの父がすでにブドウ栽培農家だったので、物心ついた時から父の仕事を手伝っていたという。醸造の学校を卒業して1990 年、老齢のため半引退となった父の後を継ぐ。
引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って生計を立てていたが、1996年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に目覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。翌年の1997年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会に参加し、 以降、畑の農法にビオディナミを取り入れることとなる。
(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)1999年、父の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、自らのワインを作り始める。
同年、エコセールの認証、そして、2001 年にデメテールの認証を取得し現在に至る。

現在、ドメーヌはオーナーであるジャン・フランソワが一人で管理している。( 仕事が間に合わない時は時々季節労働者数人が手伝いに入る)
彼の所有する品種は、赤はピノノワール、白はリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ピノブラン、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールである。
畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、土壌とブドウの樹にとっての最高のバランスを常に追い求める。
ビオディナミはもちろん畑だけではなく、瓶詰タイミングなどの醸造面にもおよぶ。
アルザスの伝統大樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵母、酸化防止剤も最小限に抑えられた、いわば自然派タイプのワインを作る。

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