フランス、ボジョレー品種： ガメイ 赤ワイン
樹齢： 60年
土壌： 砂状の花崗岩
マセラシオン： マセラシオンカルボニック冷温に保ったファイバータンクで15日間
醗酵： 自然酵母で13日間
熟成： ファイバータンクで7ヶ月
アルコール度：

カリームの娘のノエミが初めて仕込んだキュヴェ！
カリームのシェナの畑は2つあり、一番樹齢の古い畑を2017年からキュヴェ・ヴィエーユ・ヴィーニュとしてリリースしているが、今回2019年のヴィエーユ・ヴィーニュの醸造を全てノエミに託したところ、カリームの仕込むワインとは全く個性の異なるキュートなワインを仕上げ、クライアントの評価も高かったことから、急遽ノエミラベルでリリースすることにした。ちなみに、エチケットのデザインはミッシェル・トルメー作。
彼女の新しい旅立ち「Nouvelle Aventure」にちなんでトルメーがこの絵をプレゼントしてくれたそうだ。今回彼女がカリームと一線を画すために心掛けたことは、カリームよりも収穫日を早くし、逆にマセラシオンは気持ち長めに冷温でゆっくりと抽出するようにしたとのこと。出来上がったワインは、カリームのワイン以上にチャーミングでエレガント。果実味が口の中で溶けるようにまろやかで、それでいて赤い果実のフレッシュ感と骨格があり、これは正直父親のレベルを超えてしまった感がある。このワインを初年度からつくり上げた彼女はただものではない。

グロゼイユ、スミレ、ミント、ユーカリ、ブラウンカルダモン、タバコの葉の香り。
ワインは明るく艶やかで、赤い果物のジューシーな果実味が染み入るように優しく、チャーミングな酸、鉱物的なミネラル、繊細なタンニンがきれいに溶け込む！

収穫日は9月14日。収量は古樹のため22hL/haと少ない！
カリームの娘のノエミが初めて仕込んだキュヴェ！
ノエミの畑は花崗岩が浸食してできた砂地の土壌で水はけが良く、カリームのシエナよりもさらに繊細でエレガントな味わいのワインができるのが特徴！
SO2は瓶詰め前に10mg/L。澱の部分だけ軽くフィルター有り。