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アルザス・ピノグリ・シュタイネール 2017 / ガングランジェ
( Alsace Pinot Gris Steinert / Ginglinger ) 7592

¥4,950 税込
商品コード: nomal
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フランス、アルザス、ファッフェンハイム品種: ピノグリ 白ワイン
樹齢: 42年平均
土壌: アラゴナイト混じりの石灰質
マセラシオン: なし
醗酵: 自然酵母で10ヶ月
熟成: 6hLのフードルで11ヶ月

前年までグラン・クリュ申請をしていたピノグリ・シュタイネールだが、SO2無添加のワインに対し厳しい偏見を持つINAOに嫌気がさしたガングランジェは、2017年からグラン・クリュの申請を止め、敢えてACアルザスでリリースすることにした。2017年は、春の遅霜と日照りにより収量は落ちたが、品質的にはブドウがしっかりと完熟した当たり年だった。出来上がったワインは、残糖が1.5g/Lの辛口だが、アルコールのボリュームから来るほのかな甘さとピノグリらしい魚を網焼きした時に香るフュメ感、そしてアラゴナイトの土壌から来る鉱物的なミネラルが一体となり余韻に長く続く!また、後半からせり上がるミネ ラルは、まるで凝縮したエネルギーの塊をダイレクトに口の中に入れているような強烈な印象を残す!開けたても十分にパワフルで美味しいが、1週間放置しても味わいが全く落ちない、まさにモンスター級のワインだ!

カリン、梨のコンポート、ヨモギク、カシューナッツ、フュメ、火打石の香り。
ワインはピュアかつスパイシーで、透明感のあるほんのり甘くまったりとしたエキスにボリュームがあり、凝縮した塩気のある旨味と重心の低い酸、鉱物的なミネラルがじわっと余韻を引き締める!

収穫日は9月8日。2017年は春の遅霜と日照りの影響で収量は30hL/haと30%減!残糖は1.5g/Lの辛口!グランクリュ・シュタイネールのアラゴナイト土壌から来るミネラルはSteinert (石)のように硬くパワフル!
SO2無添加!ノンフィルター!

ドメーヌ・ガングランジェ
Domaine Ginglinger


アルザス地方のコルマール市から南に10km ほど南下した小さな村ファッフェンハイムにジャン・フランソワのワイナリー「ドメーヌ・ガングランジェ」がある。
ドメーヌの西側は傾斜の急な丘陵地が南北 170kmに渡り連なり、東向きに面したアルザスワインの銘醸地が帯のように連なる。その丘の中腹に彼のブドウ畑は集中する。
気候は半大陸性気候で、西のボージュ山脈が海洋性気候をせき止める影響で風は穏やかだが、一年中乾燥しており、冬は寒く、夏は非常に暑い。春秋は朝夕の気温の寒暖差で付近を流れるライン川の支流からしばしば霧が運ばれる。

ジャン・フランソワの父がすでにブドウ栽培農家だったので、物心ついた時から父の仕事を手伝っていたという。醸造の学校を卒業して1990 年、老齢のため半引退となった父の後を継ぐ。
引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って生計を立てていたが、1996年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に目覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。翌年の1997年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会に参加し、 以降、畑の農法にビオディナミを取り入れることとなる。
(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)1999年、父の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、自らのワインを作り始める。
同年、エコセールの認証、そして、2001 年にデメテールの認証を取得し現在に至る。

現在、ドメーヌはオーナーであるジャン・フランソワが一人で管理している。( 仕事が間に合わない時は時々季節労働者数人が手伝いに入る)
彼の所有する品種は、赤はピノノワール、白はリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ピノブラン、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールである。
畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、土壌とブドウの樹にとっての最高のバランスを常に追い求める。
ビオディナミはもちろん畑だけではなく、瓶詰タイミングなどの醸造面にもおよぶ。
アルザスの伝統大樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵母、酸化防止剤も最小限に抑えられた、いわば自然派タイプのワインを作る。

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