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アルザス・ミュスカ・アンフュージョン 2019 / ガングランジェ
( Alsace Muscat Infusion / Ginglinger ) 7588

¥3,465 税込
商品コード: nomal
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フランス、アルザス、ファッフェンハイム品種: ミュスカプティグレン80%、 ミュスカダルザス20% 白ワイン
樹齢: 36年平均
土壌: アラゴナイト混じりの石灰質
マセラシオン: 除梗したミュスカダルザスをプレスジュースの中に入れステンレスタンクで1ヶ月半アンフュージョン
醗酵: 自然酵母で7ヶ月
熟成: ステンレスタンクで11ヶ月

2019年は、歴史的な猛暑と日照り、そして特にミュスカ・ダルザスはボワミと呼ばれる尺取虫と鹿による被害で収量を大きく落とした。ガングランジェ曰く、今回、収穫したブドウの潜在アルコール度数が高かったため、発酵が途中で止まるのを防ぐために、収量の少ないミュスカ・ダルザスを除梗してミュスカ・プ ティ・グレンのジュースに漬け込むようなかたちでアンフュージョンした。出来上がったワインは、ライチや花の香りが華やかで、エキスに透明感がありながらもしっかりとしたミネラルと骨格を感じる味わいに仕 上がっている!アルコール度数が14%といつものミュスカより高いが、アルコールによる熱さや重たさは なく、代わりにガツンとパンチの効いたミネラルの旨味がアフターを支配する!正直ただのACアルザスのミュスカと舐めてはいけないくらいコストパフォーマンスの高いワインだ!

ライチ、若いパイナップル、白桃のコンポート、青梅、みかんの花、森の香り。
ワインはピュアかつミネラリーでス トラクチャーがあり、透明感のある滑らかなエキスに線の細い強かな酸、 滋味深く鉱物的なミネラルがきれいに溶け込む!

収穫日は9月18日。収量は30hL/ha。残糖1.4g/Lの辛口!発酵が途中で止まるのを防ぐため、除梗 したミュスカダルザスを漬け込むアンフュージョンという醸造方法を取った!ミュスカプティグレンはボリュームと骨格、ミュスカダルザスはフレッシュさと軽快さをワインに与える!
SO2無添加!ノンフィルター!

ドメーヌ・ガングランジェ
Domaine Ginglinger


アルザス地方のコルマール市から南に10km ほど南下した小さな村ファッフェンハイムにジャン・フランソワのワイナリー「ドメーヌ・ガングランジェ」がある。
ドメーヌの西側は傾斜の急な丘陵地が南北 170kmに渡り連なり、東向きに面したアルザスワインの銘醸地が帯のように連なる。その丘の中腹に彼のブドウ畑は集中する。
気候は半大陸性気候で、西のボージュ山脈が海洋性気候をせき止める影響で風は穏やかだが、一年中乾燥しており、冬は寒く、夏は非常に暑い。春秋は朝夕の気温の寒暖差で付近を流れるライン川の支流からしばしば霧が運ばれる。

ジャン・フランソワの父がすでにブドウ栽培農家だったので、物心ついた時から父の仕事を手伝っていたという。醸造の学校を卒業して1990 年、老齢のため半引退となった父の後を継ぐ。
引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って生計を立てていたが、1996年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に目覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。翌年の1997年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会に参加し、 以降、畑の農法にビオディナミを取り入れることとなる。
(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)1999年、父の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、自らのワインを作り始める。
同年、エコセールの認証、そして、2001 年にデメテールの認証を取得し現在に至る。

現在、ドメーヌはオーナーであるジャン・フランソワが一人で管理している。( 仕事が間に合わない時は時々季節労働者数人が手伝いに入る)
彼の所有する品種は、赤はピノノワール、白はリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ピノブラン、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールである。
畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、土壌とブドウの樹にとっての最高のバランスを常に追い求める。
ビオディナミはもちろん畑だけではなく、瓶詰タイミングなどの醸造面にもおよぶ。
アルザスの伝統大樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵母、酸化防止剤も最小限に抑えられた、いわば自然派タイプのワインを作る。

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