VdF ジャジャ・ルージュ 2020 / ドメーヌ・レ・ドゥー・テール
( Jaja Rouge / Domaine Les Deux Terres )7433
商品コード:
nomal
フランス、アルデッシュ、ヴィルヌーヴ・ド・ベール品種: メルロー40%、グルナッシュ60% 赤ワイン
樹齢: 24年~39年
土壌: 玄武岩・石灰質・粘土質
マセラシオン: メルロー40%、グルナッシュ30%、 マセラシオンカルボニック グルナッシュ30% 直接プレス セメントタンクで10日間 (後に全てアッサンブラージュ)
醗酵: 自然酵母で20日間
熟成: アッサンブラージュ後 ステンレスタンクで1ヶ月 (最終の15日間は酒石酸を落とすため にワインの温度を8℃に維持)
2020年はブドウが早熟の年で、メルローが豊作の年だった。ワインにフレッシュさを残すために、メルローもグルナッシュもヴェレゾン(ブドウの色づき)が終わった直後に収穫した。また、果実味をよりチャーミング に仕上げるために、グルナッシュの半分はマセラシオンを通さずロゼのように直接プレスし、そのジュースの中で残りのグルナッシュを漬け込みマセラシオン・カルボニックで仕上げた。出来上がったワインは、メルローから来るバラの花弁やカシスの芽の香りが華やかで、ピュアかつチャーミングで、赤い果実のほんのり甘酸っぱく ジューシーなエキスがパァーっと口に広がる!口に含んだとたん思わずにやけてしまうくらいに最高に美味しいヴァン・ド・ソワフだ!
フランボワーズ、グロゼイユ、カシスの芽、バラの花弁、口紅、黒豆の香り。ワインは軽快かつチャーミングで明るくチャーミングな果実味が染み入るように 優しく、ピュアな旨味エキスに溶け込むキュートな酸と繊細なミネラルとのバランスが絶妙!
収穫日はメルローが8月28日、グルナッ シュが9月7日!収量はメルローが 50hL、グルナッシュが35hL/ha。
ブドウ はラ・ルブールの畑から!軽快なワインに仕上げるためにグルナッシュの半分は直接プレスのジュースをアッサンブラージュした!ドゥーテールのプリムールでワイン名Jajaには「安物のワイン(Pinard)」という意味がある!
SO2無添加、ノンフィルター!
ドメーヌ・レ・ドゥー・テール
Domaine Les Deux Terres
マニュエル・クナンとヴァンサン・ファルジエが最初に出会ったのは1998年、ミラベルにある農業学校で、ヴァンサンは当時農業学校にある畑とカーヴの仕事に従事し、マニュエルは自分でワイナリーを立ち上げる準備の一環として学校に通っていた時だった。
2人はその時に意気投合し、いつか一緒にワイン造りを行うことを誓う。
2000年に学校を卒業したエマニュエルは、コトー・デクス・アン・プロヴァンスにある、ドメーヌ・グロージュの醸造責任者として働き、その翌年の2001年、マニュエルの強い説得と推薦で、ヴァンサンは農業学校を退職し、ドメーヌ・グロージュの栽培責任者として加わる。
2004年、ワイン哲学の違いからエマニュエルがドメーヌを退職し、ヴァール県のサン・マキシマンにあるドメーヌ・デファンの醸造栽培責任者として働き始める。
そのマニュエルを追うように、同年ヴァンサンがドメーヌ・グロージュを辞め、同じくサン・マキシマン付近にあるドメーヌ・トリエンヌ(デュジャックのジャック・セイスとDRCのオベール・ド・ヴィレーヌがスタートさせたドメーヌ)の醸造栽培責任者として働き始める。
ドメーヌどうしが近く、交流が深かったことから、また再び二人は毎日顔を合わせることとなる。
2008年、満を持したマニュエルがヴァンサンにドメーヌ立ち上げのプロポーズをし、一足先にアルディッシュに戻り3haほど畑を購入する。
2009年、ドメーヌ・トリエンヌを退職したヴァンサンもアルディッシュに戻り、父親が持つ畑5haを引き継ぎ、ドメーヌ・レ・ドゥーテールをスタートさせる。
ビニュロン家系のだったヴァンサンとビニュロンの家系でなかったマニュエルが二人三脚で経営する、レ・ドゥーテール。マニュエルがリュッサックにある3haの畑、ヴァンサンがミラベルにある5haの畑を所有し、醸造栽培は2人で管理している。
(他にヴァンサンの父親が畑、マニュエルの妻が事務の仕事を手伝う)
彼らのもっとうは、「消費者が喜ぶ自然派ワインを造る」こと。
ワインの欠点に一切の妥協は許さず、常にコストパフォーマンスの高いワインを造り上げるために、テイスティングなどお互いの厳しいチェックは欠かせない。
レ・ドゥーテール「二つの土地」というドメーヌ名には、2人の才能、2人のそれぞれのテロワールの異なる葡萄を持ち合わせ、1つの素晴らしいワインを造り上げるという彼ら一心同体の強い思いが込められている。