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ヴィトフスカ 2017 / スケルリ
( Vitovska / Skerlj ) 7385

¥5,280 税込
商品コード: nomal
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イタリア、フリウリ
品種: ヴィトフスカ 
白ワイン
アルコール度: 11%

収穫後、開放式の大樽にて3週間、果皮と共にアルコール醗酵を終える。圧搾後も大樽にて18か月、ボトル詰め後30か月の熟成。猛暑と長雨という極端なヴィンテージ。カルソの硬質なミネラルが熟成と共に丸みを帯び、果実の繊細さと土地由来の骨格。時間がかかったものの、ようやく素晴らしさを体感してもらえる状態になりました!

強烈な石灰岩と、表土のない貧しすぎるカルソの土壌で生まれたヴィトフスカ。「ヴィトフスカは繊細さや奥行きといったワインの体格をもつ、リボッラジャッラのようなブドウだと感じるんだ」、そう強く話していたマテイ。マルヴァジーアのような華やかさやアロマよりも、余韻の長さや骨格を持った、いわゆるカルソで最も重要なブドウと位置付けている彼。
2017は春以降、強烈な猛暑と乾燥によって非常に凝縮、、。
しかし、収穫前の長雨と低温のおかげ で、暑いイメージというよりも繊細さや硬質さ、奥行きを感じる年といいます。 マテイ曰く、「9月初旬の長雨と低温で、不足していた水分と酸を取り戻した。
しかし、雨の影響でブドウの凝縮が弱まってしまった印象もある。」、 2016年に続き、気候に恵まれない年が続きます。表土のないカルソでは、ブドウの糖度を稼ぐ事さえままならない厳しいヴィンテージ。入港当初は線 が細く硬い石のような、、気難しさを感じていましたが、そこから1年半ほど経過。熟成によってヴィンテージ特有の硬質さがほぐれ、気品ある香りと染み出すような旨みと味わい深さ、 酸の柔らかさを感じる状態になりました。寒い年のように、香りや果実味が抑えられて感じるものの、酸に引き付けられた奥行きと余韻、そして熟成によって一体感を纏ったヴィトフスカ。
マテイにとって一つの節目となる2018年を前に、繊細でありながら偉大さをも感じる、素晴らしい味わいに仕上がりました!

スケルリ
Skerlj


同じフリウリでありながら、ダミアンとは全く異なる地質環境と個性をもつスケルリ。「Caroカルソ」と呼ばれる、強烈な石灰岩に覆われた、表土がほとんどない特殊すぎる土地環境。
コッリオのように、強いミネラルと果実(糖分)を両立する自体、不可能と言っても過言ではない土地。
ミネラルは豊富でも果実味が足りない、そして非常に酸の強いカルソのワイン。「それこそがカルソの個性だ!」、、、なんて固定観念に支配さ れている造り手が多い中、その「壁」を越えようとする数少ない造り手であるスケルリ。
「この土地でミネラルを持ったワイン、酸を持ったワインを造るなんて簡単なことさ。それよりもカルソで果実味豊かなワインを造ることの方が何十倍も難しい。だから僕は、カルソの土地個性を持ちながらも、ヴィトフスカやマルヴァジーアの果実味を持ったワインを造りたい!」、そう話していた当主のマテイも今年で40歳。
近年の彼のワインは、出会った当初のような「果実的で柔らかい」ワインから、少しずつ酒躯や奥行き、「偉大さ」をもったワインに変わりつつある、そう感じてきました。

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