フランス、ロワール品種： シャルドネ85%、サヴァニャン15% 白ワイン
樹齢： 7年～19年
土壌： 花崗岩・粘土質
マセラシオン： なし
醗酵： 自然発酵で30日間
熟成： 8hLのアンフォラ シュール・リーで12ヶ月

2019年は、ジェロームが同じラ・ジュスティスの区画に植えた樹齢7年のサヴァニャンが15%アッサンブラ ージュされている。彼としては、ニュートラルでフィネスのあるシャルドネに、酸化に強いサヴァニャンの厚みを加え、ラ・ジュスティスにもう少し味わいの幅を広げたいと考えているようだ。まだ若木のため収量はそれほど取れていないが、は将来的にアッサンブラージュ比率を30%くらいまで上げる予定だ。前年同様にマセラシオンはせず、直接プレスしたジュースをイタリア産の8ｈLのアンフォラで発酵熟成させている。出来上がった ワインは、洋ナシや白桃など白い果実のフルーティーな風味があるのに、エキスは限りなくスレンダーでクリスタル！ブルゴーニュのシャルドネで言うとシャブリのような、ミネラルの旨味エキスだけを抽出したようなみずみずしく清涼感のある味わいに仕上がっている！この口に入れた時の凛としたクリスタル感はあまりにも上品すぎて思わず歓喜のため息が出てしまう！このラ・ジュスティスもクロ・ブキナルディエール同様に素材を生かしたシンプルな料理との相性が良さそうだ！

洋ナシ、黄リンゴ、ポメロ、ゼスト、ライムの皮、ハチミツ、カシューナッツの香り。ワインは上品かつみずみずしく凛とした清涼感があり、透明感のあるエキスに溶け込んだ線の細いシャー プな酸、滋味深く鉱物的なミネラルが口の中に優しく染み入る！

収穫日は9月12日。収量は38hL/ha。
2019年は、植樹して最初の収穫となるサヴァニャンがアッサンブラージュされている！イタリア製のアンフォラで仕込んだ、ガイアに次ぐジェローム のトップキュヴェ！
ワイン名La Justiceは畑の区画の名前から！
SO2は発酵終了時と瓶詰め時に合計20mg/L添加。軽くフィルター有り。