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ポワレ 2019 / レ・カプリアード
( Poire / Les Capriades )7346

¥4,180 税込
商品コード: nomal
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産地: フランス>ロワール>トゥーレーヌ >モントリシャール品種: 早熟品種2種、野趣味あるカレジ40%、甘みとタンニンのあるクラソルージュ40%、そして晩熟品種1種、酸の強いポワールドルー20%の順にアッサンブラージュ 
発泡白ワイン(中辛口)
樹齢: 150年以上
土壌: 粘土質・石灰質、砂地
一次発酵: 収穫した洋ナシをすぐに潰した後果 肉と果汁を24時間漬け込む
二次発酵・熟成: 自然発酵 ファイバータンクで5ヶ月 瓶内で10ヶ月
デゴルジュマン: 2020年11月

カプリアードの手がける本邦初リリースのポワレ!ロワール・エ・シェールの北部は、かつてはポワレの産地で、 今回使用されているカレジ、クラソ・ルージュ、ポワール・ド・ルーもこの地域にしか存在しない貴重な土着品種だった。だが時代の流れと共にポワレは衰退し、これらポワレ専用の土着品種は次第にポワール・ウィリアムなどの食用の洋ナシに取って代わられていった。パスカル曰く、今のロワール・エ・シェール北部は、100年を超える木々が辛うじてほんの少し残っているだけで、かつてのポワレの産地であった面影はほとんどないとのこと。その消えつつある品種に光を当てたいと前々から思っていた彼は、2017年から土着の洋ナシの木を持つ農家をくまなく回り、見つけた最初の品種ポワール・ド・ルーで2018年に試しに少しだけポワレを仕込んでみた。そこでペティアンと同じメトード・アンセストラル法で仕込めると確信を得た彼は、2019年に今回のポワレを1000本仕込んだ。出来上がったポワレは香り高くボリューム豊かで、洗練された旨味エキスとミネラルが染み入るように優し い、フィネスある上品な味わいに仕上がっている!ガス圧も4.8気圧とシャンパーニュ並みにあり、このポワレもシードル同様に、一次発酵をそのままシャンパンのような上品な泡立ちまで持って行くパスカルの高度な職人業が随所に生かされている!これを飲めばポワレのイメージが180度変わるような衝撃的な逸品だ!

洋ナシ、白桃、ジンジャー、白いバラ、ソーダー水の香り。泡立ちは新鮮かつフレッシュでムースに広がりがあり、清涼感のあるほのかな甘みに爽やかな酸、タイトで滋味深い鉱物的なミネラルがきれいに溶け込む!

収穫日は9月6日~11月21日。残糖は26g/L。使用する洋ナシは全て樹齢150年を超えるロワール・エ・ シェール県の北部にしか存在しない大変貴重な土着品種!かつてロ ワール・エ・シェール県に存在した昔ながらのポワレをカプリアードのメトード・アンセストラル製法で蘇らせた!
SO2無添加!ノンフィルター!

レ・カプリアード
Les Capriades


生産地
トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って進み、途中ロワールの古城で有名なシュノンソー城を通り過ぎ、さらに10kmほど東に進むと、今は廃墟と化した長方体の中世の城塞がひときは 威厳を放つモントリシャーの町が見えてくる。
その町から川を挟んだ南境界線付近にパスカル・ポテールのドメーヌがある。総面積2.4haのドメーヌの畑はテゼ、プィエ、アンジェ、ファヴロル等、シェール川周辺の4つコミューンにあり、その他、ネゴシアンの畑5.6haがサンジュリアン、サンジョルジュ、マレイユと半径10km内のドメーヌ周辺に点在する。
気候は海洋性気候と大陸性気候のちょうど境目に位置し、年間を通 して雨が少なく夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候と、シェール川がもたらす複雑なミクロクリマが互いに 影響し合う。

歴史
現オーナーパスカル・ポテールがワインづくりの世界に入る以前は、ル・マンにある大型惣菜雑貨屋のワイン売り担当とし働いていた。
以前からワインづくりに興味を抱いていたパスカルは、1995年に惣菜雑貨屋を 辞め、ジャニエールで当時ビニョロンで旧友でもあったニコラ・ルナールと一緒に畑を借りてドメーヌを立ち上げる。
1997年の終りに畑所有者と折り合いがつかなくなった彼らは、翌年の1998年にヴヴレーに移り、 当時ポニアトウスキー公爵が所有していたクロ・ボードアンの畑の醸造栽培責任者として迎え入れられる。
2001年にニコラ・ルナールがクロ・ボードアンを辞めルメール・フルニエに移った翌年、パスカル・ポテールもドメーヌを去る。
2002年から新井順子氏のドメーヌ・デ・ボワルカで醸造栽培責任者として働き、それと平行して彼自らも2003年から1.5haの畑と醸造所を手に入れワインをつくり始める。
2005年にボワルカを退職後、正式にドメーヌ・レ・カプリアードを立ち上げる。
2005年から季節労働者として毎年収穫等に参加したモーズ・ガドゥッシュが2010年本格的にドメーヌのメンバーに入る。
そして、2011年9月、モーズ・ガドゥッシュと共に共同経営として、ドメーヌとネゴシアンも兼ね備えた新生レ・カプリアードを立ち上 げ現在に至る。

生産者
現在、パスカル・ポテールは2.5haの畑を1人、そして5.6ha分のワインの醸造をモーズ・ガドゥッシ ュと2人で管理している。
彼らの所有するブドウ品種は、シャルドネ、シュナン、ムニュピノ、ガメイ、コーの5種類がドメーヌ、ネゴシアンを合わせるとソービニヨンブラン、カベルネフランと合計7つの品種でワインをつくっている。
仕事は基本的には分担制で、パスカルが栽培から醸造まで全責任を負い、モーズは醸造の手伝い、その他ワインのコマーシャル、会計、書類関係全てを担当する。
彼は一切ワインの学校に通って おらず、ワインづくりの基本は全て実践と独学から習得している。
教科書にとらわれない自由な発想を持ちながらも、基礎はしっかりと押さえている彼のワインスタイルは、繊細で地味ながらも味わいに独特な個性があることから、特にワイン生産者やカーヴィストなどその道のプロの評価が高い。
ペティアン・ナチュレルに至っては、ティエリ・ピュズラやミッシェル・オジェをはじめ多くの大御所ヴィニョロンが、彼につくり方のアドバイスを請うほど定評があり完成度が高い。

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