VdF グロルン・ロール・ルージュ 2020 / レ・ヴィーニュ・ド・ババス
( Groll'n Roll Rouge / Les Vignes de Babass )7333
商品コード:
nomal
フランス、ロワール品種: グロロ 赤ワイン
アルコール度: 10.5%
やや淡い赤紫色。ブルーベリーやクランベリーなど黒や赤のベリー系果実を優しく搾ったような、若さ溢れる果実香とジューシーな印象を香りからも感じられ、また、すみれの花や紅茶など華やかな様子も加わります。グラスに顔を近づけただけでも引き寄せられるように芳醇な香りが立ち昇ります。負担のない軽やかな飲み心地で、ミックスベリーのような溌剌とした明るい果実味と華やかな風味が絡み合いながら大きく広がり、喉を潤すように流れていきます。果汁感を想わせる瑞々しさがありながら、しっかりと果実味の詰まった味わいをたっぷりと口中に留め、アフターには仄かに生姜のような風味が抜けていき、余韻に爽やかさを与えています。
2021年4月に販売したアイテムの再入荷となります。前回販売時の印象と果実の風味などにニュアンスは大きな変化は感じられませんが、より軽やかで果汁のような瑞々しさと華やかさが引き出されたように感じます。
喉を潤すような飲み心地と果実味の絡み合う様子は、今がピークと言っても過言ではないチャーミングな味わいを楽しんで頂けるような調和感だと思います。
仄かに紫がかった中程度の赤色。
熟したブルーベリーやクランベリーなど黒や赤のベリー系果実香に、花壇に咲き乱れる赤や紫の花々のような華やかさが加わり、果実とフローラルが混ざり合うかぐわしい香りが立ち昇ります。
雑味のない清らかな飲み心地で、ミックスベリーや赤いプラムのような可憐で明るい果実味と華やかな風味が溶け込みながら大きく広がり、レッドグローブのような果皮の薄い葡萄を頬張ったようなジューシー感、ピンクグレープフルーツのほろ苦く爽やかな風味も現れます。
軽やかな瑞々しさの中に果実の緻密さと凛とした様子が伺える、軽快感に溢れた仕上がりです。
レ・ヴィーニュ・ド・ババス
Les Vignes de Babass
セバスチャン・デルヴュー
18歳からブドウ畑で働きながら栽培の学校に入学、2年間在学した後に普通のワイナリーに就職しました。そこで栽培と醸造の責任者を3年間務めました。
その当時にマルクアンジェリと出会い、ブドウの栽培とワイン造りに関して大きく影響を受け、彼のようなワインを造りたいといった気持ちを抑え切れず退職、自身のワイナリーを立ち上げる準備を始めました。
2010年に解散したグリオットの生産者の1人です。
一人はパトリック・デプラ。
もう一人はこのセバスチャン・デルヴュー。
成長著しい彼らの会社は、やがては税金対策のため設備投資を増やすことになり、その設備を稼働させるためにブドウを他からも購入し、自分たちがコントロールできる範囲を超えて不本意な手順でワインを造ることになるかも知れないと判断し惜しまれつつも解散となりました。
それぞれ別の蔵元を立ち上げ小さなドメーヌとして再出発しましたが、二人の関係は今も全く変わっておりません。