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アルザス・ビル 2018 / ガングランジェ
( Alsace Bihl / Ginglinger ) 7305

¥4,268 税込
商品コード: nomal
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フランス、アルザス、ファッフェンハイム
品種: リースリング85%、 シルヴァネール15% 白ワイン
樹齢: 33年平均
土壌: 小石混じりの石灰質
マセラシオン: なし
醗酵: 自然酵母で6ヶ月
熟成: 12 hLのフードルで12ヶ月

2018年はミルデューの被害で20%減。特にシルヴァネールが被害に遭いアッサンブラージュ比率がリースリング85%と構成はほぼリースリングが主体となっている。酸を意識し早めの収穫を行ったのだが、発酵の活性に必要な窒素が足りなかったのか、アルコール度数が12%と低いのに発酵が途中で止まってしまい4.7g/Lの残糖が残ってしまった。出来上がったワインもPhが3.04と低く酸がしっかりとあるのにボラティルの数値が0.87g/Lと結構高い。おまけに開けた時にシュワーと再発酵した泡のある、数値だけ見ると危うさ満点のワインだが、実際飲んでみるとやはりビルという本来グランクリュの次に評価の高い石灰質の区画だけあって味わいは数値を超えて超魅力的!石灰質から来るフィネスあるチョーキーなミネラ ルとグレープフルーツのような柑橘系の果実味、そして線が細く伸びのある強かな酸がきれいに融合し、ヴァンヴィヴァン(生きたワイン)を直で感じるすごいワインに仕上がっている!飲むときはぜひ思いっきり カラフをしてガスを抜いた方がさらにこのワインの良さが見えるのでおススメ!また、開けてから数日置くとよりさらに美味しさの増す、楽しさが倍々に広がるワインだ!

グレープフルーツ、クエッチ、ポメロ、石油、ヨモギ、潮の香り。ワインはクリスピーかつヴィヴィッドで柑橘系の清涼感と勢いがあり、旨味のある爽やかなエキスを洗練されたミネラルとタイトで強かな酸が余韻を引き締める!

収穫日は9月10日。ミルデューの被害で収量は35hL/haと20%減!
残糖は4.7g/L。ビルは区画名。畑は国道を挟んでグラン・クリュの丘の対面に位置し、土壌は主に石灰質に支配される!
シルヴァネールとリースリングが同じ区画内にあるため分けずに全てアッサンブラージュした!開けたてはガスがあるのでカラフをおススメ!
SO2無添加、ノンフィルター。

ドメーヌ・ガングランジェ
Domaine Ginglinger


アルザス地方のコルマール市から南に10km ほど南下した小さな村ファッフェンハイムにジャン・フランソワのワイナリー「ドメーヌ・ガングランジェ」がある。
ドメーヌの西側は傾斜の急な丘陵地が南北 170kmに渡り連なり、東向きに面したアルザスワインの銘醸地が帯のように連なる。その丘の中腹に彼のブドウ畑は集中する。
気候は半大陸性気候で、西のボージュ山脈が海洋性気候をせき止める影響で風は穏やかだが、一年中乾燥しており、冬は寒く、夏は非常に暑い。春秋は朝夕の気温の寒暖差で付近を流れるライン川の支流からしばしば霧が運ばれる。

ジャン・フランソワの父がすでにブドウ栽培農家だったので、物心ついた時から父の仕事を手伝っていたという。醸造の学校を卒業して1990 年、老齢のため半引退となった父の後を継ぐ。
引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って生計を立てていたが、1996年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に目覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。翌年の1997年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会に参加し、 以降、畑の農法にビオディナミを取り入れることとなる。
(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)1999年、父の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、自らのワインを作り始める。
同年、エコセールの認証、そして、2001 年にデメテールの認証を取得し現在に至る。

現在、ドメーヌはオーナーであるジャン・フランソワが一人で管理している。( 仕事が間に合わない時は時々季節労働者数人が手伝いに入る)
彼の所有する品種は、赤はピノノワール、白はリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ピノブラン、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールである。
畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、土壌とブドウの樹にとっての最高のバランスを常に追い求める。
ビオディナミはもちろん畑だけではなく、瓶詰タイミングなどの醸造面にもおよぶ。
アルザスの伝統大樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵母、酸化防止剤も最小限に抑えられた、いわば自然派タイプのワインを作る。

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