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VdF ウ・クール・ウヌ・リヴィエール・ブラン 2018 / レ・イノソン
( Ou coule une Riviere Blanc / Les Innocents )

¥4,114 税込
商品コード: nomal
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産地: フランス、アルデンヌ地方のミューズ(シャンパーニュとアルザスの中間あたりに位置する)
品種: リースリング 白ワイン
アルコール度: 12.5%
キャップシールなし

10月初旬に収穫したリースリングを使用。ダイレクトプレスの後24時間のデブルバージュ。
黄金色。りんごのコンポートや濃い蜂蜜の香りに、擦りりんごや干し草など仄かに果実味を纏う酸化のニュアンス、リースリング特有のペトロール香が僅かに感じられます。収穫がやや遅いことから、よく熟した果実の風味やドライハーブ、貴腐のような深みのある芳醇な香りが感じられる中で、口に含むとリースリング由来の張のあるキリッとした酸があり香りや風味の印象に比べ、タッチは冷涼感のある軽さが感じられます。酸があることで重たさなど微塵も感じさせずすっと喉へと流れていくような飲み心地、それでいて、口中に豊かな果実や蜜などの重厚感のある風味を留めながら円みのある旨味が残ります。風味の充実感と複雑な様子を感じられる辛口の仕上がりです。

レ・イノソン(ブルーノ・ヴァコン)
Les Innocents(Bruno Vacon)


シャンパーニュとアルザスの中間あたりに位置するアルデンヌ地方のミューズに、ブルーノ・ヴァコンにより2012年に誕生した小さなドメーヌ。
ミューズには大戦中、フィロキセラ襲来の頃、あるいはもっと昔に耕作放棄されたと思われるテラスの跡が周囲にいくつも見受けられる。
しかし、今ではプロでさえワインの産地として認識している人は少ない。
「この辺りには想像もつかないほどの憎しみや怒り、絶望などの負の感情が、強い波動となって渦巻いている。
だからこそ以前のようにぶどう畑を復活させてワインを作ることが、人々の心の傷を癒して活力と希望を与えてくれるのだと思う。」とブルーノは言う。
アルデンヌは第2次世界大戦末期の1ヶ月に及ぶ大激戦、バルジ戦の中心地として世界的に知られている。この戦いにおける死者・行方不明者の数は連合軍とドイツ軍、そして民間人を合わせて12万人以上とされる。
死者の鎮魂と平和への願いを込めてフランス、アメリカ、イギリス及びドイツの国旗に使われている色をラベルにあしらい、畑にはフランスとドイツを代表するぶどう品種を一緒に植え、ドメーヌ名をイノセント(フランス語読み:イノソン)と名付けた。 
畑及び栽培
標高260M~300Mの南西向き急斜面の2ヘクタール。
土壌は石灰質が基盤で貝殻の化石が大部分を占める。
福岡式農法の実践を試みており、無農薬、無除草及び無肥料による栽培を旨としているが、農耕馬による耕起と必要に応じてビオディナミの調剤を散布している。  
ぶどう品種はリースリング、ピノグリ、ピノ・ノワール、シャルドネ、シャンパーニュ地方の忘れられた品種アルバンヌとプティ・メリエを栽培。
大戦中に張り巡らされていた鉄条網を想起させるワイヤーを使いたくないため、棒仕立てにしてある。
醸造自然発酵で瓶詰めに至るまで何も加えていない。炭酸ガスは発酵由来のもの。

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