フランス、ロワール
品種：ピノグリ
白ワイン(オレンジ)マセラシオン
樹齢：16年土壌：シリス（硅砂、硅石）
マセラシオン：ファイバータンクで2週間
醗酵：自然酵母ファイバータンクで1ヶ月
熟成：古樽600Lで7ヶ月ピノグリ100％のマセラシオン!彼曰く、2019年は春にオルレアン一帯に遅霜が下りたが、たまたまピノグリの畑が風力発電の風車の近くあったおかげで、冷却された外気が攪拌され霜の被害を逃れることができたとのこと。
その後夏の猛暑により完熟しやすいピノグリは一気に糖度を上げ、9月5日という早い収穫にもかかわらずアルコール度数は13.5％まで上がった。
ワインが重くならないように、マセラシオンの期間は2週間と前年よりも1週間短く切り上げた。
出来上がったワインは透明感があり、アルコールのボリュームから来る甘さのおかげでまろやかな落ち着きを感じる！
前年よりもジンジャーのような辛みを伴うスパイシーなタッチは抑えられ、その代わりきれいに溶け込んだ心地よいミネラルが良いバランスを演出している！
ちなみに、レイナルドがこのキュヴェと合わせる一押しおすすめ料理はパン粉をまぶしてカリカリに焼いた豚足ピエドコション。
アセロラ、ザクロ、梨、シャクヤク、桃の花、ボンボン、桜餅、ソーダー水の香り。ワインは静謐かつフルーティーで透明感のあるふくよかなエキスが染み入るように優しく、後から心地よいスパイシーなミネラルが優しく口に広がる。
収穫日は9月5日。
収量は40hL/ha。
ピノグリ100%のスキンコンタクト！
ワイン名のOはOrange（オレンジ）の頭文字から取り、ロゴの色も併せてシンプルにオレンジワインを表現した！
SO2無添加。ノンフィルター。