ロッソ 2018 / コッレ・サン・マッシモ
( Rosso / Colle San Massimo ) 7250
商品コード:
nomal
イタリア、エミリア=ロマーニャーレッジョエミリア
品種: モンテプルチアーノ 100%、 赤ワイン
樹齢: 40~50年
アルコール度: 13.6%
(以前は「Piu Rosso ピウ・ロッソ」という名前でしたが、生産量の少なさを解消するため造り分けることを止めたので、名前がシンプルになりました。こちらもDOCを申請していないため名乗れませんが、モンテプルチアーノ・ダブルッツォとして造られた赤。2018は天候的にはあまり恵まれず、冷涼さを感じるヴィンテージ。例年のような強い果実というよりも、エレガントな酸ときめ細かいタンニン、繊細な味わいです。モンテプルチアーノというブドウの持つ、ポテンシャルをストレートに感じつつも、決して気張らない柔らかい果実味。造り手の思いや意志がワインに伝 わるのだとしたら、このワインにはエンリーコ自身の穏やかさ、優しさを感じるワインなのだと思います。改めて、コッレ・サン・マッシモの魅力に気づかされる味わいです!
粘土質土壌。収穫後、果皮と 共に約1週間、野生酵母による醗酵を促す。圧搾後、セメントタンクにて12カ月、ボトル詰め後12カ月の熟成。雨が多く苦しんだため、やや不安定さも あるものの、タンニンの甘味、果実の柔らか味を持った赤。ストレスを感じない飲み心地には、毎年驚かされてしまいます。
コッレ・サン・マッシモ
Colle San Massimo
モンテプルチアーノの偉大なる土地にて、自家消費用の菜園とオリーブの畑、そして僅か0.7haのブドウ畑を持つ当主のエンリーコ ガッリナーロ。
祖母より受け継いだこの土地を誰よりも愛し、利益追求のためではなく、なかば趣味の延長としてブドウ栽培、ワイン醸造を行う異色な人物。
「利益追求という枠に囚われれば、やりたくてもできないこともあるし、造りたくなくても造らなければいけなくなる。僕は120%自分の造りたいものだけを造りたい」、、ある意味、究極の自分勝手かもしれません。
しかしその覚悟は本物で、ブドウの収穫はもちろん剪定から除葉、畑に植わるブドウ樹のすべてを自らの手で行いたいという、強烈な意思から生まれる「人」を感じるワイン。
現在0.7haの畑から、1500~2000本という生産本数には声も出ません!